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自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

会社の権力を盾に威張る人

ここ最近、正社員を「他の身分にいる人を罵倒する権利」として勘違いしている人がいる。
「お前の努力が足りない」「社会人は朝から夜まで働くのが当たり前」
「俺の人生経験から言っているんだ。お前のような青二才が・・・・」みたいなことですね。

ちなみに、他の身分というのは、無職、アルバイト、派遣社員、在宅で仕事をしている人(稼いではいる)などのことを指している。
まず、正社員のメリットについて。歩合制の保険会社でない限り、ほぼ一定の給料。(20代なら10万~20万)
範囲をつけたのは、会社によって待遇が違うため平均をとる意味がないためだ。
健康保険を半分会社で負担。まあ、その半分は自己負担で給料からマイナスなのだが・・・。
(バイトだと130万以上で保険の適用をしても逆に不利なケースがある)
そして、職歴として「社会人経験」をしたことを面接で主張できること。
長年勤務すれば、退職金が得られる(小さい会社だとせこいので10年でも10万という場合があったが・・)
そして、一番の利点は自営業ほどのスキルが無くても、会社に勤めて頑張っているという世間体が得られること。

会社で頑張ることはもちろんいいことだと思います。税金納付で国を助けています。
だが、正社員で俺は頑張っている!ということで世間体を振りかざし、法律すら守れない企業の味方をするのは
お門違いなことじゃないの?
「お前は正社員じゃないのはこういう苦労をしたことがないからだろう!俺だって苦しい!」
「アルバイト?お前、将来考えてるの?」
正社員でも、残業200時間とかで体壊すような環境にいる人が将来のことを考えているとは思わないね。
しかも、何社も受けて落ちている人が苦労してないなんて言うのは正直、無粋だ。
「自分を変えろ。社会ではみんなやっているんだ」
変えた結果、暴言を平気で吐けるようになったのか。そんな社会、ごめんだね!
心理学の観点からいうと、無理に自分の意識を無視すると「過剰適応」というものが起こります。
その結果、パニック障害うつ状態、半身不随などを引き起こし二度と社会に戻れなくなる。
これは「ひきこもり考」というひきこもりを社会と心理学についてフォーカスした本曰く
「自分を変える」うえで、社会適応の際に、180°タイプを変えないといけない人と、実は結構企業向きの人でそんなに思考の方向性を変える必要性のない人がいるそうだ。
180°変えないといけない人とそうでない人の違いが生まれるのは生まれつきなので当事者に責任を問うのは無理がある。
ただ、今の日本において180°変えないといけない人が生きやすい場所を探すのは大変であるのは確かだ。
しかも、180°変えないといけない人は小学校、中学校などの集団行動に馴染むうえで相当苦労しているのは明らかだ。本当はスタンドプレイ向きなのにチームプレイを強いられる。そこから考えるとそれなりの努力をしていないという発言はあまりにもその人を知らずに交流しているということが露呈している。
例えば、赤ん坊に怒鳴る奴はまずいないと思う。いるとしたらアホの極みだ。
だが、そういう発言をするということは赤ん坊に怒鳴るのと感覚が近くないだろうか?
割と、無言での圧力を含めこういう人たちが大多数なので、とても疲れる。

世間体が強すぎる日本ではこんな感じの言葉、通用するのは時間かかるだろうな。
真っ向対立をしたところで、うまいこと押し切れる確率は限りなく低いが、このブログや他のブログなどで実はこういう主張や不満が国民にたまってるということを明確にできるのでないかと思いたい!