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自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

自閉症スペクトラムの概念は応用が広い

「うちの子供は自閉度が高い」「ADHDと軽い自閉」という言葉が、飛び交うときがある。
ただ、これらの言葉でわかりにくいのは具体的数値だ。
そう、どの程度重いのかがはっきりしないのだ。
割と感覚が近いのが、MT車の「半クラッチ」の概念ではないだろうか。
クラッチと自閉症とは直接の関係はないが、どちらも一連のつながりがあるという点では一緒だ。
自閉度がない状態をクラッチを切った状態、完全に自閉とみなされる状態をクラッチがつながった状態とみる。
そして、自閉度が軽ければクラッチペダルは低い位置で浮いているような感じだ。
IQが高いと言われていても社会で困るレベルの人間がいるそうだ。(あったか・やさしい発達障害談義より)
その人の自閉度をクラッチに例えるならほぼ動力がつながっている状態に近いのだろう。

ただ、社会でこまるレベルの自閉度というものが定義するのは難しいし、自閉の人には感覚過敏の問題もあるので十把一絡げにするのもナンセンス。

あと、もうひとつ。この概念はADHDの不注意度にも適用できる。
「ちょっと不注意が多い」「仕事/緊張時のみ不注意連発」 「日常生活に支障をきたす不注意(いつもどこかにぶつかるなど)」

確立した理論や定義は立てられていないが、概念を応用することを考えるのはいいかもしれない。