マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

発達障害の度合とメモリの消費

発達障害が重くなるほど、人の言いたいことを曲解しやすくなる傾向にある。
健康なときはマシだけど、職場のような余裕のないところでは、それがもっとひどくなってしまうのだ。
「空気を読む」ことに集中させてしまうと、本来頼んだ仕事にまで影響する。
極端な話、個室で防音室、やることがすべて書いてあるような状態で仕事をさせれば、アスペルガーなどの人はこだわりの特性で定型発達よりも丁寧な仕事をやってくれるだろう。
ADHDの人なら、面白いアイデアを考えつきやすくなりやすい。(これは人によるが、個室のほうがやりやすい人が多いと思う。例外:ADHDの精神科医である、姜昌勲先生はあえて監視下でやったほうがやりやすいのこと。)
ということは、日本のオフィスにありがちな、みんな机を並べてコミュニケーションを取り合いながら仕事をする状態は非常に空気を読む必要があるため、仕事に必要な注意力を削られてしまう。
相互監視社会に、あまり馴染むような性質ではないことは確かだ。
きちんと仕事をしてもらうには、「空気を読む」というノイズをできるだけ消す、無理ならば軽減するということが必要になってくるのではないか。
まわりがうるさいなら、耳栓をしてもよい。とかちょっとしたアイデアで、製造業が大好きな「改善」を行うといいかもしれない。
(ただ、この改善は割と対個人よりなので、受け入れられるかはわからない。)
もうひとつ、ヤル気があるのかどうか当事者を「試す」ような上司は絶対に悪影響しか与えない。
そんなことは上司の鬱憤ばらしに近いからだ。