マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

形式を重んじすぎるな。

形式にとらわれるといえば、常識とか、暗黙の了解とかがある。同じ事をやらせるには同調圧力が働き、一人だけ勝手な行動をしにくくなる。
大学に行ったら必ず就職するだとか、理不尽なことは絶対に受け止めなければいけないとかもその一部に入るだろう。あとは、先輩が無駄に持っている権力とか。
世間体、体裁が悪いと言い、ほとんどの親は「大企業に入る」ことを期待する。うちの息子は、「ソニー」にいるとか自慢したり、福利厚生がいいため、家族も恩恵を受けやすいことがひとつの理由である。
あと、めったに潰れないから考えていなくても「惰性だけで所属していること」も不可能ではないからだ。
中身は超ブラックのキヤノンだって、一般の目から見れば「すごい」と言わせるだけの規模はある。
大きい組織=えらい、強いというのが世間一般の見識と言ってしまえばそれまでだ。
大企業に勤務しているといえば、「すごい」と言われるが、小さな店や町工場を経営してすごいと言われることはほとんどない。たとえ、後者のほうが能力があってもそういう傾向は強い。

ところだが、この前者の人をいきなりリストラしてみよう。この人は独立できるだろうか?
はっきり言って、厳しいのではないかと思う。仕事が細分化されすぎて「私これしかできません」「社内の書類にはんこ押してた」というのはつぶしが利かない。
確かに、入社試験は大変だ。高い倍率をくぐり抜けたという実績は確かに残っているが、これからの仕事のスキルとしてはまったく相関がないといってもいい。(専門職は除く)

そう、体裁や世間体で選んだ選択が必ずしも幸せな人生を送れるとは限らない。
最近の学校教育じゃないけど、「3x5ではなく5x3でないとダメ」みたいなことはなぜダメか、そういうことをしっかり説明するなりするべきだ。それ以前になぜこの書き方に固執するのか?
答案の書き方に関しては他にもツッコミたいことがあるが、今回はあほらしいので割愛。
この状態が続くと、枠の中でしか子供が育たない。これは岡野工業(株)の岡野雅行さんもそういったことを危惧している。
おい、こら。子供を扱いづらい、素直じゃないといっている大人たち。
子供たちはあんたたちよりも「本当の素直」で生きているんだ。
上司や他人の顔色伺っている人よかよっぽど本当の気持ちで生きている。
だから、子供に顔色を伺わせるような母親は最悪だ。素直に生きるという権利を剥奪しているのだから。
アダルトチルドレンっていうのは「親がブラック企業の上司」と変わらない状態で生きている子供だ。、
ダメなことはダメだという。 してもいいことは自由にさせてあげる。
それが失敗や成功の経験をつませることになり、子供の発達に影響が変わってくるんだろうと思う。