マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

得意なことより「アタリマエのこと」にうるさい

やたら博識な人、得意知識はすごい、絵が天才的に上手い人、工作は丁寧すぎて職人レベル。でも、友達に悪気なくひどいこと言ってしまったり、使ったものを片づけたりすることをよく忘れちゃう。
そういった割と極端な特性を持つ発達障害の人は「苦手なこと」をつついてくる日本的社会(=減点主義)は結構ストレスがたまりやすい環境だろう。
「アタリマエのこと」をつつかれる定型発達の人はいるかもしれないが、比率としては結構低い。
うまく感じ取り、「言われないようにするにはどうすればいいのか」がすぐにわかるからだ。

発達障害の人が、定型発達の中で揉まれるというのもある意味、訓練にはなるのかもしれない。
ただ、どちらにとっても特性が違うので、どうしても理解し合えないというのならばコミュニティを2つに分けるというのも1つの考えとしては重要だ。
助け合えるなら、一緒にいるのはwin-winの関係。ただ、特性を理解できずにいがみ合うというのは完全にどっちも嫌になるLOSE-LOSEになってしまう。
定型発達のコミュニティに頑張って溶けこもうとしているけど、向こうから一方的に攻撃されたのではたまらないだろう。職場なら離職率も増える原因になる・・。

もっと、いろんな人間を受け入れないと、数十年たったらどうなるかわからないくらい怖い。
え?定年までいれればいい。後のことなんて知るかって?
社会の範囲は、会社だけじゃない。市役所だって、電車の中だって、家の中だって社会だよ。
電車とかでベビーカーや若い男性に舌打ちするサラリーマンはスーツを着たDQNだと思う、はっきり言って。
もっと、社会全体で「共生」の概念を意識する必要があるのかもしれない。
生きにくさをみんなで考えたりとか、ね。