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マイノリティ雑貨店

社会に関すること、自動車、発達障害などを扱うブログです。社会ブログなのか、車ブログなのかよく分からなくなってきました。

国立大学の二次試験が面接になる?

発達障害

これは、はっきりいって難しい問題ではないだろうか。
基礎学力を図るための試みが実質センター試験の点数だけになるのだ。
変な話、マークシート対策と面接のイメージだけで東大に入れてしまうことになる。
どうせなら、センター試験を省いて大学特有の筆記試験のほうが良さそうだ。そっちのほうが手間省けるし。
まぁ、これはノーベル賞受賞の山中伸弥先生のアイデアをそのまま拝借したのだが。

ここまでは一般論でも話ができる。なので、一般論での追求は他の方に任せたい。

マイノリティ雑貨店では「発達障害の人が二次試験を面接にされた時」の話をする。
大学側の意図はおそらく「発達障害の学生を入れたくない」のではないだろうか。理由は普通の学生の支援が通用しないので面倒くさいというのがありそうだ。
現在、東京大学には発達障害の学生のための心理相談室のようなものがあるらしい。これは、発達障害の学生がどのようにしたら面接に受かるとか、人とあつれきを起こさないかを考えるために作られたものだ。
面接により発達障害の学生が大学に来れなくなりました。だが、そこで問題は解決しただろうか?
結論はノーだ。 卒業のあとには就職があるが、大学に入れなかったことにより高卒で就職、もしくは私立大学(専門学校)の行きたくないところで妥協するかのどちらかになるだろう。
大学というのは本来、学び、研究を行うための機関である。決して就職を決める専門学校の扱いではないが、会社側も大卒以上を要求している以上、予備校化してしまうのは必然の流れかもしれない。

社会性の発達がどうしても遅れがちな発達障害の人はいっそのこと高卒で就職すればいい!と考え、怒られながらも頑張れば一気に普通の社会性にまで持っていけるかどうかというとそれは正直疑問符が浮かぶ。
それはただの根性論であり、やれるという根拠が存在しない。発達障害の特性を理解せずに頑張っても就労中に倒れたりしてしまう可能性が少なくないからだ。アスペルガーの人が空気を読めないことは、当事者も自覚していることが多い。環境によってはいくら顔色を読もうと努力しても結果的には空回りで終わっていることが多いからだ。
むしろ、顔色を伺いすぎて本来やるべき仕事に支障が出ていることのほうがひどいのではないだろうか?

確かに、東大にはアスペルガーを持った学生が非常に多いという報告がある。何人かまではよくわからないが、写真記憶などをもつタイプの人なら、すごく入試には向いているのではないだろうか。
また、ものごとに対して強いこだわりを持つタイプが多いので、それが研究などに活かせれば根気よく物事を探求するエネルギーに変換できるだろう。その性質を活かせている人が多いのか、教授の半分はアスペルガー持ちではないかという疑惑まで上がっている。(真相は知らないが、傾向としては十分に考えられる。)

理系の研究というのは基本的には「システム化」をするためにどうすればいいかを考えることである。
山中先生のiPS細胞の目的で言うなら「分化した細胞をもとの幹細胞に戻したい。ではどうやってそのレシピを残せるか」ということだ。幹細胞ならば、そこに遺伝子の命令を入れてあげる事により、筋肉や心臓を指定して魔法のように(?)変化させることができるのだ。
ちょっと脱線したが、アスペルガーの人の脳は男性脳の究極形であるという説が出ている。男性脳が得意とすることは「システム化」だそう。なので、研究活動ということに関しては相性が良いということが成立する。
個人差があるので、アスペルガーの人が研究職に必ずしも向いているとは言えないがそういった性質は強く持っているのではないかと思うことは確かである。
ちなみに、女性脳は「共感」を得意としている。おそらく、今の社会では女性脳の要素を求められているのではないだろうか。空気を読み、仲間が悲しんだたら「だよねー」みたいな話をする。厳密には違うが、要素としてはこんなところではないだろうか。もちろん、男性脳の要素と女性脳の要素をバランスよく持っている人もいるそうなので、これも個人差の範囲ではある。その中でも男性的すぎて「共感」のステータスをほぼゼロに持っていくことで問題になってしまったのがアスペルガーとして認定されてしまっているのだろう。
日本の会社では、空気を読むという要素が強いので、男性脳が許される閾値がおそらく低い?

国立大学は基本的に研究設備がしっかりしているところが多い。面接だけうまくて実は研究そんなに好きじゃないんですという学生の割合は高くなる可能性は多分高くなるだろう。
就職予備校化した国立大学っていうのは実はかなりまずい状態ではないかと思う。
研究設備に投資しない空気がだんだん漂ってくるので、研究の質も下がる。
そうするとどうなるか? 国内の技術力が低下するきっかけとなってもおかしくないし、第一世界に負けてしまう。蓮舫の「2位じゃダメなんでしょうか?」がリアルになりそうだ。

発達障害の人がより大学にいやすい環境を作っていることと、追い出すことを同時にやろうとしているので矛盾したことが起こってしまうかもしれない。それ以前にあんまり発達障害自体が認知されていないことを解決しなくてはいけないのだろうな・・・