マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

日本の文化と生きにくさ/システムの素晴らしさ

発達障害とかそういうの関係なしに、生きにくい人は絶対に一定数いる。
その人たちが生きやすい時代は絶対なかったわけではないと思う。生きやすいとまでは言えないけど、迫害されているほどではないと思う。

せめて、そういう人たちに「及第点の生き方」をさせてくれればいいのだがそれを許さない世の中。ところ変われば品変わるというが、外国の生活と日本の生活スタイルは違う。
生活スタイルが違うイコール常識も違うのだ。 おそらく、団塊の世代が出ていっても、10年か20年くらいはバブルの人の価値観が固まっている(どうなのかな?)予感がするので、若者が主張して行くのはまだ時間がかかりそうだ。だから一部の「日本社会に嫌気がさした人」が海外への脱出を推奨しているのだ。

これに関し「逃げ」だという人がいる。べつにそれでそいつが得するんだか損するだか分からないけど、攻撃をする理由はどこにもない。もし、言われた人はそんなことを気にせずニッチを探せばいい。
立派なダムを作ってそいつの会社を買い取るぐらいの勢いで動けばいい。
ただ、自分としてはすぐに海外へ行けなどとはとても言えない。なぜなら、日本のサービスに慣れた身でどこまで妥協できるかということがわからないからだ。
24時間クラシアンってあるけど、夜中に水道ぶっこわれても外国じゃ「明日にしてくれよ」で終わり。ただ、噴き出す水道を見ているか、何か適当なものでふさぐとかするほかない。
便利なんだけど、そのために飛んでくる人の負担は計り知れない。当直なんかなった日には残業どころじゃない時間の狂いが生じる。
☆個人的に日本の良い所
・細やかなサービス(ただ、客からしても異常に感じるクレーマーは嫌い。)
・治安の良さ(まず夜12時でピストルに撃たれる可能性なんてないね。)
・日本語だけで生活できる(英語が苦手でもOK、もちろん学ぶに越したことはない)
・食品の衛生状況がトップクラスにいい(オーストラリアの水道水は飲めません)
・世界で大人気の日本車が一番安く買える国(世界でも頑丈さではナンバーワンと言われている)

☆日本の悪いところ
・空気を読みすぎて主張をするやつが異常なまでに潰されること。(保守的すぎる傾向になる)
 それと、同じ言葉なのに「誰が言うか」で決まってしまう風潮。
・「ほうれんそう」の使い方がおかしい
・「世間的普通」を外れたものの迫害が尋常でなく、ひきこもりや自殺者を作るほどになってしまうこと!!
・サービスの裏返しになるが、ブラック労働の横行が尋常になっていること。
・やりなおしの効かない社会
発達障害後進国であること
(アメリカで当然に行われている支援教育が明らかに不足している。最近はそれでも対策しているとは思うが、失われた15年(自分が命名)によって理解がだいぶ遅れていると言わざるを得ない。
失われた15年に関しては→「かたい教育」参照
・高齢化が進みすぎていて年金制度が事実上破綻していること。だから70より下の世代が実質損しかない。
・労働の効率がブラック化により悪くなっており、労働時間の割にGDPが思ったほど良くないこと。
・コミュ障とか笑っている側の人がその「コミュ障」の人を迫害して団結していること。
(これはなんともいえないが・・・)
・日本では優秀な若者・技術者がよいアイデアを考えても年寄りの意見に潰されるが、ほとんど同じアイデアを外国の誰かが持ってくると賞賛すること。(わーい!これは舶来品だー!のノリ)
スポーツ科学の普及で少しは減ってきたのだろうが、「根性論」がいまだにうざい。

今、あげてみたのは良い所と悪いところである。良いことに共通するのは殆どシステム化された部分のことだ。
そして悪いところは日本特有の「文化」と「発達障害教育」、「年金制度」である。
後ろの2つに関しては割愛しよう。
日本にはよい文化もある。「おもてなし」とか「わびさび」とか数えきれないほど。だが、「労道」とかいうふざけた認識が社会人の常識になっている。総合点として考えれば利点を帳消しにするほどのマイナス点だ。
システム化に文化とか人間がついていけてないのかな?それとも、複雑すぎるの?