マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

金持ちって多いのね、案外

たまにある振り込め詐欺だとか、振り込まない詐欺だとかをする悪質な連中がいる。
だいたい1回で持っていかれる金額が500万だとかそういう3ケタクラスのものが多い。
でも、少し待ってほしい。これを持っていける家庭って、相当金持っていると思う。
母親があわてて現金を下ろす場面がよく放映されるが、500万クラスの金を預金通帳から出せる余裕のある家庭の割合ってどのくらいだろうか。
たとえ、年収500万の人(総支給32→手取り27万位、ボーナス4ヶ月、子供2人で計算)すると、実質すべての手取りとして27×16=432万だ。 毎月、4人家族なので食費を6マン、面倒なので雑費を5〜8マン(塾などの状況による)としてみると、27−6−5=16マン or 27−6−8=13マンまで貯金が可能な計算になる。ケチり方によってある程度は貯金額は増えるのでこれは参考程度にしてほしい。
家のローンがあるともっと絶望的な計算になるので注意。
多くて16マンの貯金が可能な状態だとしよう。1年で貯金可能なのは16×12=192万円。
500万貯めるにはすくなくとも2年と半年ちょっとが必要だ。
あと20年働いて年収が変わらない前提なら、500+(192×20)=4340万円。
家のローンが1000万としても3340万ある。
ちょうどローンを返し終える頃に詐欺が来る。相当堅実に貯金している人は気をつけた方がいいかもしれない。20年やってると意外とと貯金ってたまるんだなぁ・・・
60代・70代で相当頑張っている人なんか下手すれば資産総額が億単位。50マンとかそういう額ならポンと持って行けても不思議ではないが、資産額が多すぎて50万が「大金であること」という感覚が麻痺してはいけない。

まぁ、久し振りに息子から金の催促の電話がかかってきたら疑いましょう・・・。
20代の人は狙いようがないなぁ、この計算からすると・・・。