マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

要領のよさについて?

引用記事:「飲み込みが早い人」は何が違うのか

例えば、何か新しい知識を習うことになったとする。普通の人は、教えてもらったことを1つでも多く覚えようと努力する。一方で、飲み込みが早い人はなるべく覚えるものを少なくしようと努力する。枝葉を徹底的にそぎ落とし、これを覚えてないともうどうしようもないという部分を抽出してそこの部分の学習に集中する。そういった取捨選択を、自然にやっている。
言い換えると、「上手に枝葉を捨てられる人」が「飲み込みが早い人」になっているようだった。


まあ、要領がいいということは「主要な部分を抜き出せる人」ということになるから当然と言えば当然だ。
もちろん、業務みたいな素早く対応すべきことには結構向いている人だ。
ただ、研究関係とか職人関係の職業に関して言えば、この要領のいい特性が仇になることがある。よくもわるくも丁寧に覚えたりするので一気に抜かれるという逆転現象が起こる。
要領が悪い分、失敗という体験も多くなるので独特の対応が身に着くという利点もある。

今の世の中、スピード重視の仕事が多いので、職人系統の人が特性を非常に生かせない(場面が多すぎる)
匠の技はすばらしいが、コストがかかるとまっさきに切り捨てられた。だが、テルモの痛くない注射針は職人気質の岡野さんの特性がなければできることはなかったと思う。

これはよくも悪くも特性なのであり、どちらが重視されるかは時代によって変わる。もちろんだが全員が要領よくできるわけじゃないので、自分の特性と会社に望まれていることの折り合いをつけていくしかないのだろう。