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自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

効率化という「弱者制裁」

やる気のある人の出鼻をくじき追いつめる 引きこもり支援“たらい回し”の現実

実はこの3ページ目と、4ページ目について話をしたいのだが、どうやらメール会員以外には公開しないようなので概要を話していきたいと思う。毎回、メルマガがうるさくて仕方がない。

発達障害を持った20代の男性が「地域若者サポートステーション」や「発達障害センター」を訪ね、いろいろな支援を受けていたそうだ。だが、就労カウンセラーから障害ゆえの特性を「そんな態度では働けないぞ!」みたいなことを言われてしまい、絶望したようだ。


社会に適応するために、一般人でも無駄にハードルが高い現在では発達障害の人の居場所はほとんどないに等しい。たぶん、国は一生懸命に支援しようとする姿勢はあると思う。だけど、思っている以上に発達障害の人が必要な支援っていうのは多種多様だ。だから、健常者からの視点っていうのはどこかずれてしまっている点があると思う。健常者からすれば「えっ」と思うようなこともあるからだ。下手すれば努力範疇のものに見えるものがあるが、彼らにとっては大きな問題であり「自覚が足りない」とかそういう言葉で片付けられても途方に暮れるだけだ。しかも、彼らは大事なことを忘れているような気がしてならない。
それは「居場所を作る」ということだ。彼のように路頭に迷っている当事者は基本的に居場所を探しており、だいぶ自信を喪失している。まずはそこからやらなくてはならない。それ以上に、日本の就職市場が新卒重視、職歴空白嫌いのところが多いため、焦らせてしまうのかもしれない。のんびりしているように見えるのがまずいと感じさせている時点で、もう支援場所として機能はしていない。

下手すれば、発達障害に関わってるライター関係の人のほうが扱いがうまいんじゃないかな?
浅見淳子さんとかさ。
たぶん、マニュアルの範囲外でないとできない必要な支援がまったく整備されていない。発達障害の知識は意味がないわけじゃないけど、変に固定観念ができてしまって知らないうちにまずい対応になってしまったりしている可能性がある。

サポステはNPOが国からお金をもらってやっているようだ。「費用対効果が見えない」という意見もあるようだ。その背景からか、国がノルマを課すことで就労実績を残させようと職員に負担をかけている。これでは本来踏むべき承認というステップを抜かして支援していることになる。意味がないよ・・・
やらないよりマシかもしれないよ?でも、結局絶望して終わり。なんというか、支援機関まで民間企業みたいに運営しようとしてるんじゃないかなと思うんですよ。税金の無駄遣いとか言われるけど、はたして発達障害の人や、本当に困っている人を結果的に迫害して得る利益で国を復活できるのかね?
これじゃ、ブラック企業と変わらない。 現在を維持できてもこれからどうなるんだろうね?
まさか、若者世代に押し付け?こらまて!