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マイノリティ雑貨店

社会に関すること、自動車、発達障害などを扱うブログです。社会ブログなのか、車ブログなのかよく分からなくなってきました。

若者が保守的になりやすい風土

社会活動を行う若い人々がネットでは割と有名になっている。

目立つには目立つのだが、やはりこの国は会社員が多い国であり、一昔前の働き方のほうがなんだかんだ安定してしまう。
一応、言っておくが別に会社員だけが人生じゃないよ。ということ。だけど、会社を作りにくい環境ではあるよということだ。だから、この国で進路を決めやすいのが会社員として組織に所属することにならざるを得ないことだ。
しかも、「会社員という普通のハードル」が妙に高い。

【第3回】働き方の「ズレ」に悩み苦しむ若者たち:古市憲寿『だから日本はズレている』

本当だったら、「ちょっと遅くない?」というところだけど、あえてそれを狙った。もう一回見ればなんか考えることあるんじゃないかなということだ。

古市:意外に日本社会にそんなに不満をもっているわけではないらしいんですよね、適応はしてしまっています。適応はしている一方で、就活とか仕組みの中で苦しんでる若者も多いと思うんです。

蒲田:うんうん。でも、それらの若者層なんですけど「ズレている」という認識はある?

古市:やっぱり、「なにかおかしいな」とは思ってると思うんです。それを象徴するように、「将来が不安だ」という若者の数はずっと右肩上がりなんですね。
古市:前にも書いたことなんですけど、就活とかまさにそうだと思うんですよね。

起業してもいいし、友達と同じように会社に行ってもいいんだけどやっぱり、自分の親世代と同じように大企業に入った方がいいかな?って思う人が多い。

そこに「就活」っていう儀式があるわけですけど、その就活で迷走してしまう人が多いと思うんですね。

古市:就活って難しいのが、大学生って社会のことがあまりわかっていないなかで会社を選んで就活をしていかなきゃいけない。

しかも「大変だなぁ」と思うのが、大学生活のなかで就職で内定をもらった企業によってその中にカーストとかランキングが生まれてしまうわけですよね。

蒲田:「ここに入れたからいい」みたいな。

古市:大学ってもともと自由にやっていい空間なのに、就活によってカーストが生まれて、それがまた大学だけじゃなく一生ついて回るとか。

そう、だいたいの人たちは会社に入って給料もらって耐えればそこそこの暮らしやカーストが得られてしまうんです。だけど、昔ほどやたら会社で我慢しているメリットも少ないっていうのも事実。
小学校の頃から空気を読まされて生活しているので、会社員への適性も高い奴が多い。スクールカースト上位といわれるリア充といわれる階層の人たちは結構会社員向きだったりする。

当然だけど、一定数は会社員向きではない人々もいるわけです。そういった人の居場所がここ最近、もっとなくなて来た気がする。適応力をつけろよ!って意見もあるかもしれないが、それは適応しようとして頑張って失敗した結果なんだからこれ以上頑張れというのはただの攻撃だ。平成になって意識が変わったように見えるが、実は全然そんなことはなかった。対応できないなら貧困になれみたいな空気だけは強化してるけどね・・・

やっぱり、結局多くの人が会社に所属せざるを得ない、でもノマドに憧れてしまう。そういう、どっちの生き方をするかによって結構な迷いが生じるわけですよ。

難しいのは、日本社会がまだ完全に変わってはいないから、結局1個前の世代の生き方を選んだほうが成功する確率が高いわけです。ノマドになって新しい生き方をするよりも会社に入ったほうが結局安定するし。

蒲田:リスクはそっちのほうが低いですね。

古市:「学歴なんて要らない」って言いますが、結局はいい大学に入ったほうが将来も見栄えがいいし、他人に紹介しやすくなるとか、結局昔の仕組みを選んだほうが合理的に考えれば得ではあるんだけど、でもそれも昔ほど有利な点は減ってきている。

かといって、新しい生き方もリスクばっかりっていう、「どっちにいっても大変じゃないか?」っていうズレのなかで苦しんでいる若い子はすごい多いと思います。



50年たった古い橋か、いばらの道かを選ばされる。JALがつぶれたというニュースを聞いても生活する上では前者のほうが有利なんだな、これが。婚活業界とかの女性もやたら男性の勤めている企業と年収をみてそれから顔を決めるみたいなことがあるから結構武器としては最強だったりする。

だけどね、それじゃ何の意味もない部分最適化なんだな。社会全体の問題をみんながミクロに考えすぎっていうこと。誰もが泥をかぶりたくないのは仕方がないのかもしれないけど、かなりヤバい状況だって言うのは理解してもらいたいんですよ。

古市:そうですね。若者が主導でもいいんですけど、基本的に若者だけで社会は変わらないから、官僚、政治、年配の起業家の方、いろんな人が集まって仕組みを変えていくいくしかない。だから、若者が動き出してはいますけどこれが「=若者が頑張ってくれたら社会が変わる」っていうのも違うと思うんですよね。

蒲田:そうですね(笑)

古市:若者だけで動いても社会はたぶん変わらない。むしろ、既得権益側が動かないと社会は変わらない。

蒲田:そうですね。だから、若者が動いてももしかしたらそれは実行力としては微々たるものかもしれない。

古市:そうですね。たいていの場合、若い人は権力もお金も人脈もないなかでいろんなところで不利なわけですよ。



斉藤ウィリアム浩幸氏も同じこと言っているんだけど、若者と団塊の世代は協力すべきだと思うんだ。

この前のTVタックルの話題じゃないけど、オジサン側があの態度ではこちらが歩み寄りたくてもどうしようもできない。しかも、この歩み寄りは保守的(=適応力が高い若者)にはあまり向いていない。
だって、彼らはオジサン達と一緒にこっちへ襲撃をかけてくるんだもの。やることが違うだろって話ですよ。
そこで「社会人の自覚を持っていないければ~なんたら」みたいな説教してるアンタだよ!

こっち側に適応してもらったほうがたくさんいて楽だなという気持ちは分からないでもない。

ただ、今は高度成長期みたいな状態じゃないからやり方を変える必要があるのだ。

正社員という身分から攻撃しているのは楽しいかもしれないが、それってただのヘイトスピーチだ。なんかほかにエネルギー向けられないかな?
コンビニで店員怒鳴っているサラリーマンとか、かっこ悪いよ。

確かに、適応力が高いのは素晴らしいスキルの1つであるとは思う。ただ、給料を得るためだけのスキルにとどめておくべきなのは間違いない。
これで自分の思考まで染められてしまっては本当に大変なことになりそうで・・・・