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マイノリティ雑貨店

社会に関すること、自動車、発達障害などを扱うブログです。社会ブログなのか、車ブログなのかよく分からなくなってきました。

日本には「オタク=悪」の意識がこっそり潜んでいるのではないか

言い方が若干まずいような感じもするが、今回はこう表現するしかない。

この手の問題が厄介なのは、コミケの広がりなどでオタクが受け入れられているかの様に表面上見えてしまうことだ。

要するに、どういうことかと言えば昔の新聞みたいにコミケが「気持ちの悪い人たち」みたいなあからさまなレベルでの差別はなくなっている。「キモオタ」の表現もある程度は笑える自虐ネタみたいな感じで使える雰囲気がある。

本当のことを言えば、あんたら差別感情がどこか残っているんじゃないの?ということを示唆したいのですよ。もちろん、あからさまに迫害されていて居場所がない状態よりは健全だとは思うし多様性の受け入れとしてのベースはあるんじゃないですかね。

 

では、なんで自分はオタクを悪とみなしている意識が根底に残っていると主張することになったのか。根拠はこの岡田斗司夫さんの動画より。

www.youtube.com

 まず、46:06以降の「スーパーヒーローの政治学」まで送っちゃってください。

その前の進撃の巨人とかマジいらないので放置してください。

別に表示とか出るわけじゃないので岡田さんの声を聞いて判断をお願いしますよ?

まず、整理するとこの話の中には3つの正義の思想が出てくる。

彼の言っていることをおおまかに説明しよう。

ロールズ(哲学者)の思想

個人の才能(gift)を活かして社会に還元しなくてはいけないと義務があるという発想。才能とかそういう能力で得た富は個人で独占してはいけない。社会に能力を貢献することが正義であり、使わないものは道徳的に悪になる。

リバタリアン自由主義者

ロールズとは逆で、この思想では才能とかそういうものを個人で独占すべきだし、富もその才能を持つ人に与えられるべきだ。自分の権利を侵害されないこと・他人の権利を侵害しないことが正義

③日本の善と悪の思想

まず、悪がある。そのうえで、ヒーローが立ち上がって倒すことが正義。それゆえ、悪がなければ正義ということ事態が発生しない。

 

①、②、③を絡めた深い話を聞きたい人は彼の動画をそのまま見てくれればいい。

ホリエモンとかの話が聞けてなかなか面白い。

自分が話したいのは③の話だけをもぎとったやつなので、それをベースに進んでいく。

 

日本の社会では空気を読むことが重視されるわけですよ。

ユリ熊嵐なんていうアニメがちょっと前にあったわけだけど、あのアニメの3話目くらいだったかな? 

 「空気を読まない=悪」という映像が出たわけ。

個人的にあんまりハマれるアニメではなかったのだが、空気を読まなかった生徒が潰される光景は衝撃的だった。

よくよく見ると「モテ論」というのも空気を読ませる試験をしてそれに合わないものを排除する方法をとっている。ただ、あまりにやり方が上手なので社会的に問題になることはない。あのカモフラージュっぷりはなかなか感心するよ。

 

女友達の仲間内では常に空気を読むことが重視される。それゆえ、どんなに好きだったとしてもその子の彼氏が世間体的に美しくなければそれは悪であり、排除の論理を持ち出すのは彼女たちのグループにとって自然なことだ。世間的なカーストが妙に高く、オタク要素な部分が嫌いな集団ならなおさらその傾向に拍車がかかる。

ただ、引き離すために直接的な「別れてよ!」という直談判な方法をとらず、「もっとかっこいい男にしなよ、あんた美人なのにもったいない」みたいな方法で当事者の女友達の気を段々そらすような形をとるようにしている。

そして、ほかの「そとづらのよい」男に目移りするようにシフトさせていく。これで秩序が保たれ、一安心するのだろう。そっと現れた正義の味方は静かに去った。

それはしぐさとか、ファッションとか対象はなんでもよい。世間的に気に入らないことが入り込んでくるようであれば、即座に排除すべきとまではいかないものの段々ランクを落とすことに躊躇はない。

 

「モテ論」というのはその排除をもっと世間的に受け入れやすくしたものだと思っていい。オタクや地味な人が苦手なファッションや自然なしぐさをうまく取り入れることで近づきにくくする効果がある。

本当に自然体で付き合うということをさせにくいように仕向けていると思うんですよ。小奇麗な人たちは増えるんだけど、小奇麗のハードルがドンドン上がるため独身率が急激に上がる。

結局、オタクは自然体で独身になるか擬態して無理やり恋愛するかのどっちかになる世界がいつか来る。もしかしたら自分の思い過ごしかもしれないがなんとなくそういうことを感じたので書いてみた。