マイノリティ雑貨店

社会に関すること、自動車、発達障害などを扱うブログです。社会ブログなのか、車ブログなのかよく分からなくなってきました。

siriが英語を認識してくれなかったことを思い出した

世界の共通言語は「ブロークン・イングリッシュ」だという話をちょこちょこ聞いたことがあるかもしれない。インドの人は結構英語のなまりがひどくて聞きにくいとかという話も自分は聞いたことがある。

しかしそれ以上にきつい話がここに来るわけですよ。

toianna.hatenablog.com

確かに少し前、中学校の英語教員でもTOEICスコアが682点しかないと話題になった。あれだけ単語や文法の授業をみっちりやる教育を受けているにも関わらず、なぜ教師のスコアが惨憺たる結果になってしまうのか? とさらに経営者へ質問してみたところ「発音ができないんです。発音ができなければ、TOEICのスコアも上がらないので」と即答された。

 

自分もああだこうだって英語の話をたまにすることがあるが、留学・会話教室などの経験もなく、はっきり言って発音なんてできない。

そのことを特に感じたエピソードがこれだ。

友人のiphoneのsiriで遊んでいて、言語を英語にしてみた。しかし、いくら言葉を変えて話しても自分のいいたいことがまったく認識されていない。だから、英語の状態のsiriでは遊べない。

要するに、自分の話している英語の発音では相手に会話として認識することができないということが分かってしまったのだ。

細かい話はともかく、カタカナ英語を身につけてしまうと正しい発音がわからなくなってしまうし、それに応じて聞く力も弱くなる。

生まれつき耳の聞こえない人のしゃべり方が独特になってしまうという話があるが、それは自分の声を聞くことができず正しい発音の学習フィードバックができないためだ。

当然、日本の英語教育というのはまともな発音じゃないんですよ。まともな発音すると「意識が高いw」と笑われてしまうし、空気を読んで教師もそれを注意せず放置するから全員できなくなる。(まぁ、それ以前にALTの人がいるけどその人の発音がまったく活かされることはないよね。)

道連れでバカになっていってしまうという悪循環だ。

 

去年、祖母が亡くなる当日の病院のロビーで、自分は初期の子宮がんの治療のために入院していたフィリピン人の50代くらいの女性と話していた。(職業は通訳)

少し雑談を進めていたら「日本の中学の英語教育、まじめに発音すると笑われる。あれはよくないね。」というようなことを言っていた。

この悪循環をどこかで止めなくてはいけない。かつ、もし変な英語が身についたらどこで矯正すればいいのか?ということも頭に入れておく必要がある。

母国語でない以上、ある程度やり過ごせてしまう環境なので事実上の問題が出てこないだけ。もしこれが多民族国家で3ヶ国語を教養程度に話せなくてはいけない環境だったら生活に支障が出てくる問題なのですよ。

せっかく、外国語教育をしているのだからちゃんと活かせるようにしなくちゃまずいんじゃない?と思った感想です。おわり。