マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

社会などの風潮

組織適合度と仕事能力について

人口の10%は「組織で働くのが向いていない人(組織不適合者)」だと思うさて、引用としては使用していないが、日野瑛太郎さんの「定時帰宅」の考え方のフレームで話を展開していきたい。急なのだが、今回の話では「組織適合度」を「社会擦れ度合い」として扱…

日本のユニクロ化、経済成長だけを目指す国民

日本はいま「シンガポール化」が進んでいる:内田樹『街場の憂国論』vol.3シンガポールといえば、マーライオン、お金持ちが移住するイメージ、ゴミにうるさい国のイメージがあった。別に間違いではないが、政治が事実上の独裁だなんてことは知らなかった。男…

「就活アウトロー」って言葉はすごい!

「就活アウトロー」とは本来、2012年にはあった言葉らしいのだが、当時の自分は知らなかった。もちろん、今の日本ではそんなに浸透している言葉ではないが、これからかなり面白くなりそうな展開が読めそうだ。アウトローというと、基本的に指すのは「関東連…

すき家の調査報告書を読んだ。

まず、読んでいた資料はこれだ。 すき家調査報告書全部で122ページあるのだが、50ページ近くが労働環境の改善に関することが書いてあった。(残りの60ページはアンケートみたいなことがほとんどだ)A4用紙50枚に労働環境の悪さをギッシリ書けるっ…

ほぼ機能していない日本の救済福祉

すべての人に「生きづらさ」強いる「本当に困っている人」も救えない福祉のパラドクスと生活保護バッシング 生活保護やホームレスに対するバッシングが大変強い国、日本。正直、貧困が見えにくいというぶん、国民1人1人が実感している感覚と貧困数の割合が…

日本の教師に批判が直撃する社会と管理職による保守被害

息子のため、入学式を休んだり、どう考えても一人では対処できない問題にうまく立ちまわれなかった時に保護者の批判が来るここ最近の日本。学校はブラック企業化しているといっても過言じゃない。 知り合いの小学生曰く、「若い先生ほど辞めていく」みたいな…

若者が保守的になりやすい風土

社会活動を行う若い人々がネットでは割と有名になっている。 目立つには目立つのだが、やはりこの国は会社員が多い国であり、一昔前の働き方のほうがなんだかんだ安定してしまう。一応、言っておくが別に会社員だけが人生じゃないよ。ということ。だけど、会…

「団塊VSゆとり」という名の集団リンチ

「ゆとり」の生き方に中高年が嫉妬? 「なぜ普通に就職しない」「すぐ辞めるに決まってる」まぁ、これは典型的な団塊の世代の人たちがゆとり世代と呼ばれる人たちをたたく構図である。日本人全般に言えることだけど、あまりに感情的すぎて議論が成り立たない…

人間関係で辞めるって悪いことなの?

かなり反発がありそうな記事だが、自分はあえて矢面に立とうと思う。まぁ、だいたいこのブログに反対するほど来客がそんなにいない気がするけど・・・。仕事を退職したら、健康保険と次の収入のために転職活動をする必要がある。当然、そこには辞める理由が…

社会でうまくやる=モラハラを容認する?

「働くのが怖い」という声を聞く。 特に、日本の就職活動では割と多くの方がお持ちの感情ではないだろうか。それもそのはずだろう。会社が求めている新卒の条件は「ストレス耐性が強い」ことである。しかも、ストレス耐性の本質は「普通だったらぶん殴るレベ…

進路を決めただけなのに、恫喝される就職生

また、内定辞退によるトラブルが出てきた。割と多いトラブルなので、もし問題が起こったら専門の機関などに相談することをおすすめする。内定をもらえない学生もいるなか、たくさんの企業から引っ張りだこの学生もいる。ただ、内定をたくさんもらっている学…

自己責任の精神は権力者に都合がいい

社畜だけでなく、小学校のいじめや主婦の生活環境にまではびこる自己責任論。本来、自己責任というのは明らかに行動を行うものに非がある場合にのみ適用されなければならないことなのだ。ひとことでいうなら自業自得だ!と言われることだ。例えば、霧吹きか…

就職活動にハードルなんていらない!

露天を解禁すればいいんだ 規制緩和だ 道路交通法をいじっちゃえ日本は会社を作ることや正社員として雇われることにとてもハードルの高くなった国だ。とくにリーマンショックが起きて以降その影響はまだ続いている。 新卒の就職率は良くなったといわれるが、…

社畜の自己責任論への反論

#338 社会の底からうかがえば、人の暮らしのありのままが見えてくる就職できないのも、結婚できないのも自己責任とか言われるガワだけ先進国日本。ガワだけというのはインフラはしっかりしているのだが、国民の意識がそこについてこれていないためだ。環境の…

カピバラはんさんのコメントより:物質主義について

カピバラはんさんのコメントから考えさせられることがあったので、これから深めていこうと思う。「恵まれているぞ!」ということを周りの人がやたらいうので本当に気になって仕方がない。 そして最近嫌いな言葉が「日本は恵まれてる」「日本は平和」これを聞…

「ふつう」の基準と脅迫じみた訓告

「おまえは社会に出たらやっていけない」の呪い 「お礼がちゃんと言えるようになるのは何歳からか」「友達と喧嘩しないで堪えるようになるのは何歳からか」「言われなくても一人で勉強するのは」「恋人ができるのは」「初体験」「上司の指示に従えるか」「場…

意見に「立場」なんて関係ない

あまりにも日本は「立場による意見のバイアス」の割合がでかすぎるんじゃないかなと思うときがある。本質としては同じようなことを言っているのにもかかわらず、賞賛される人とボコボコにたたかれる人の差がすごい。前者は成功した有名人などが多い。もちろ…

体育会系お節介、気をつけて!

はじめに断わっておくが、このお節介がすべて危険なものではなく、人に本気で向かい合おうとしている姿勢そのものは肯定すべきものだと思う。それをふまえて、今回は話を進めていこう。特に、飲み会で話し合う時などには気をつけていただきたい。割とシャレ…

GDPを重視し、人間を軽視した政治の末路

声に出して言いにくい「日本の大問題」第2回 藻谷浩介×湯浅誠 人口減少社会 日本人が「絶滅危惧種」になる日 地方が消滅し、都会は認知症の老人ばかり絶滅危惧種について、視点を変えてもうひとつ話していきたい。1つの記事でやると話がくどくなるうえ、脱…

老人増加が早すぎ!

おいおい、レッドデータブック(絶滅危惧動物のリスト)じゃないんだからさと思うお兄さん、お姉さんがた。正直、自分も記事を見るまではこの国の老人増加率と少子化がここまでやばいとは思わなかった。Twitterでもちょっとばかり触れたと思うのだが、ここで…

効率化という「弱者制裁」

やる気のある人の出鼻をくじき追いつめる 引きこもり支援“たらい回し”の現実 実はこの3ページ目と、4ページ目について話をしたいのだが、どうやらメール会員以外には公開しないようなので概要を話していきたいと思う。毎回、メルマガがうるさくて仕方がな…

「よくないこと」と「法律違反」の境界

みなさんはこの境界線に悩んだことはないだろうか。これ、やっちゃっていいレベルのことだろうか?とかそういうことだ。労働者を食い物にするような会社は潰しても仕方ない〜「ダンダリン一〇一」原作者・田島隆氏×POSSE代表・今野晴貴氏対談自分はドラマを…

ブラック企業に入ってしまうのは努力の問題か?

ブラック企業の話題でたまに、「お前は新卒の頃に努力しなかったから、そんなところにしか入れなかったんだ」という言葉を聞く 。自己責任みたいなことを言っているようだが、入社前に企業の内部がまともかどうかなんて分かるはずがない。知り合いに内部の社…

変人と教育について

人物評価入試?おっさんたちがイノベーティブな若者を「評価」できるの?イケハヤさんの古い記事だが、日本の組織って面倒な人嫌うんだなっていうことを再認識した。 特別な注意なく運用されるかぎりにおいて、「人物重視面接」は、結局「面接官が評価できる…

マタハラは下衆な精神がないとできない

当たり前だが、マタハラなんか目指さないでほしい。さっき、とんでもない記事を見つけてしまったので書いていきたい。人間として大事なもの、何かなくしてるだろこいつら・・・。ブラック企業勤めで妊娠、「甘えんなよ営業行け」「流産しても大丈夫ですよ!…

会社はみんなのもの?

今日、未来工業の社長の本を立ち読みしていた。相変わらず、常識をふっとばしてくれる本だ。そこに書いてあることでひとつ気になっていることがある。要約すると「会社は、従業員のものであり、株主のものであり、俺のものだ」。個人的に納得はできる。だけ…

「自立」と「自律」の違い

「不適応能力」という本を読んでみた。師友塾という塾を経営している大越俊夫氏が語る、人を良い意味で「非常識」に育てた経験を語っている。今の日本社会に適合できずにひきこもってしまった子供を素晴らしい人格に育て上げている。 日本の常識人からはかな…

コミュニケーション能力って処世術(優先)and仕事能力?

コミュニケーション能力がやたらうるさい。採用担当者が好む就活生の見本みたいな指標ってこれじゃないのかな?ということを見つけた。 前も紹介したが、「喋りたい若者たち 喋らせない大人たち」という本にまた面白いヒントを得た。ちなみに、題名にandを使…

日本の「当たり前」から外れた人の独立場所

新卒で会社に入り、定年まで勤め上げる。今、このプロセスができない若者が増えてしまっている。なぜかと言えば、単純に企業が取る数減らしてしまっているから。厳密にいえばまったく求人が開いていないというわけではないが、到底「健康で文化的な生活を送…

努力だけを問われる不健全な状態

2つのブログを引用してみる。過剰な努力をしたくないから、努力が報われすぎる社会になってほしくない「努力が報われる社会」は「諦めの先」にあると思った。 やや邪道な気もするが、いろんな意見を増やすことで考え方が広くなっていくという点はいいかもし…