はやてとゆうこ 1話
お話の前提を知っていただくため、先にここを読んでくれるとわかりやすいと思います。
面倒なら、それでも楽しめますw
まえがき
大学4年生の就活生こと、はやてくんが、すでに内定もちの大学4年生のゆうこちゃんとさまざまなドラマを作りだす!
はやては研究室で就活の準備をしている。同じ研究室のゆうこも同様だ。
はやて「よし、筆記用具とメモと履歴書・・ほかにも塩と紙垂が必要だな。」
ゆうこ「はやてちゃん、最初の2つはいいわよ。でもね、なんで塩と紙垂を持っていくのよ・・・」
はやて「だってさぁ、いやな面接官いるだろ?そいつにはさ、塩ぶっかけてお払いしないとまずいだろ?」
ゆうこ「あんたの考えがまずいわよっ!むしろはやてちゃんがお払いされるんじゃないの?」
はやて「いや、それはないと思うぞ。圧迫面接してうつ病になる奴だっているんだ。そいつの人生つぶされたようなもんだぞ?ゆうは、そんなやつを許すのかよ?」
ゆうこ「はぁ・・許す許さない以前に、塩をかけるなんて威力業務妨害よ?だったら、履歴書持っていく必要ないんじゃない?」
はやて「それは名案だ!塩と筆記用具と紙垂があればいい!」
閃くはやての頭にペットボトルが飛んでくる。
ゆうこ「よくないわよ!あきらかに塩と紙垂だけいらないでしょ!」
はやて「うーん、じゃあバナナの皮で相手を滑らせて頭を打たせれば面接の結果をうやむやにできる。そうすれば受かるかもしれんな。」
ゆうこ「あんた、絶対試験滑るわね。」
そして、はやては面接試験を受けた。
はやて「おっかしいな、なんで落ちた?」
ゆうこ「当然ね。ギャグが滑っているもの。」
はやて「仕方がない。丸腰でいくか。」
ゆうこ「はやてちゃん、それ以前に武器を持つのは法律違反よ?」
はやて「わかった。履歴書の装備は不安だが、それが一番最強であることが判明した。ゆう、お前の志望動機貸してくれ。」
ゆうこ「がんばるのはいいけど、他力本願の人には貸さないよーだ!」
はやて「ちっ。自力本願だ!」
ゆうこ「そうだ!その意気だよはやてちゃん。」
はやて「よし、かけた!」
ゆうこ「どれどれ・・・」
履歴書を見たゆうこは激怒した。
ゆうこ「ふざけんじゃないわよ!はやてちゃんなんかしらない!」
そういうと、ゆうこは研究室を出て行った。
はやて「おかしいなぁ・・女子社員が綺麗で俺にピッタリだったという分かりやすく具体的な志望動機だったのになぜ、ゆうは怒っちまったんだろ・・分からん」
おわり