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自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

社会不適合者向けの組織(社会単位)の表面化

日本人のほとんどはサラリーマンだ。
なんのために働いているか?世間体と金(10〜40万くらい)のためだ。
そう、金さえなんとかなれば社会不適合者にとっては小さなプライドを捨てることも可能だ。
いろいろなブログでも言っているが、「働かない」「ネオニート」「ちっこい会社の社長」「山で自給自足」「海外逃亡」などといったことが実現すれば、快適なことこのうえない。
先に言っておくと自分はこの生き方を推奨してはいない。なぜならネオニートや社長、自給自足はある程度センスにも作用されるから。13歳のハローワークで有名な村上龍氏の言葉を使うなら、「向いていると思えばやってるはずですよね。」

いま、ネオニートにセンスが必要といったが、これはサラリーマンにも同じことが適用できる。
サラリーマンにもある意味センスが必要なのだ。
上司や同僚とうまくいくセンス、空気を読むセンス、面接を突破できるセンス
じゃあ、なんで就職がうまくいかない人がいるの?と世間は問うが、そもそも「みんな社会適合者」の前提で話を進めること自体がおかしい。
100m走を5分かかる人にまさかマラソン選手の職業を推す人は誰もいないと思う。
このように明らかに不適合とわかる人には何も言わないかもしれない。
本当に苦しんでいるのは「見えない社会不適合」の人だ。
表面上、とても人当たりがいいけど、実はあんまり気遣いがうまくない。もちろん、本人に悪気はない。
気遣いがうまい人からは異常なまでに攻撃されることが多い。しかも、日本には「気遣いがうまい人」が意外といるので押しつぶされる可能性は十分に考えられる。
だから社会不適合者が最低限生活できるだけの「社会単位」で動けるような状態を社会基盤として作っていく必要がある。そうして負担を分散、価値観を尊重しあう世の中を進めていかないとダメである。

作れてないとどうなるかって?月曜日によく東京で電車が止まるのは何だろうか、考えよう。
信号の故障?いやいや、ロンドンじゃないんだからさ。 そう、人が自殺してるんだぜ!
なんとか面接受かりました。で、僕はこの仕事向いてないけど転職できる状態じゃない。
無理するしかないんですよ。
YouTubeでモーターの過剰回転の動画見てみるとわかるが、緑色の光がでている。
これは、ブラシが削れて銅が消耗している炎色反応の色である。
見えない社会不適合の人は日々大事な何かを消耗「しすぎて」生きている。
この「しすぎて」が問題なのだが、概念的には連続的でありどのくらい辛いかが分かりにくいのも恐ろしい事実である。
そして無理しているのを知らない人に強要され続ければどうなるか?
つぶれる。
そして、サラリーマンという生き方が向いている人が社長になるからまたそこで不適合が出てくる。
この場合、本人よりもほかの部分に影響が来るから困る。
パナの社長のせいで三洋電機が解体の危機に。
シャープなら、日本の技術が韓国にダダ漏れ、コピられて終了。
東電なら高い電気料金で国民から搾取。

サラリーマンにも社長にも向いているスーパーマンがいるかもしれないが、そういう人は多分珍しいかもしれない。人は環境次第でよくもわるくもなる。
だから、今の社会不適合の人が生きやすくなる時代が来る可能性もなくはない。
ただ、今の状況ではそれもわからない。まだ、「無駄に常識人」だけが幅を利かす世界なのか、それは
運任せだ。
そういう変化が起きた時、「今」社会不適合の人を無碍にするといつか天罰がくるのではないかと感じる時があるんじゃないかと思う・・。