マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

オートマのPレンジを過信しちゃだめですよ!

たまに、サイドブレーキを引かない人がいる。雪国とかでワイヤーが凍るとか、そういう合理的な理由ならまだ分かるんですよ。その時は輪留めしてくれればいい。だけどね、雪を小学校以来見ていない自分の地域で引かないやつがたまにいるんです。
「オートマなら、サイド引かなくても大丈夫!Pレンジで十分だ!」
いやいやいや、ちょっと待って。じゃあ、なんでついてるのさ!サイドなんて飾りです!MTの人にはそれがわからないんです!とかじゃない。

Pレンジはどんな状態か?ここはちょっと引用しましょう。
ATで駐車する時の、サイドブレーキの必要性

ATに於ける【P】レンジというのは、分解してみるとビックリするほど小さな部品で固定されています。もちろんキチンと強度計算はされていますが、チョット無理な力が掛かると簡単に壊れてしまうモノなのです。
もともと【P】と云うレンジはトランスミッションのギアを固定する為のモノであり、駐車時に於ける車両の移動を防止するのはサイドブレーキの役目なのです。
よく寒冷地に於いてブレーキが凍り付くのでサイドブレーキを掛けないと云われますが本当に寒冷地でサイドブレーキを掛けない場合はキチンと輪留めをしています。



すべて引用するとやや暴言気味な表現もあるので省略するが、Pレンジというのは大まかに「変速機用のストッパーの爪」だ。そして、エンジンの動力を分離している。すなわち、留めている爪(パーキングロックポールという)が衝突などでぶっ壊れるとニュートラルになってしまう。坂道なんかでぶっ壊れた日には車は転がり、もう絶望の一途をたどる様子が見える。ニュートラルでサイドブレーキなしの状態というのは、ホームセンターに置いてある台車と一緒だ。怖いよ!
サイドブレーキはそのための保険もあるのだが、後輪にロックをかけているので、Pレンジだけだとジャッキアップした状態だとクルクルまわっちゃうので気を付けて・・・。
ちなみに、Pレンジだけで坂道に止めている車は降りるときフワフワしている。明らかに変速機に負担かかっているので、止めたほうがいい!だから、でかいバスとかトラックのオートマのやつにPがないものがある。重すぎて耐えられないためだ。
まぁ、サイドブレーキはかけましょうって話です。