マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

空気の読み具合のお話

空気を「読めない」んじゃなくて、「読めてるけど、読まない」んですよ。

イケハヤさんの記事より、空気の話が出ていたのでちょっと言及していきたいと思う。
アスペルガーの度合のことなどもこの範疇に入れることは可能だが、今回の話題でやると話が面倒くさいことになるのでやらない

。アスペ傾向の空気の読めなさは自閉症スペクトラムの度合である程度説明できる。だが、記事の毛色が異なるうえ、その人の特性(感覚過敏による苦痛の訴えなどの二次的要素)があるので明らかに脱線する。

もう脱線してしまっているが、話を続けよう。

空気にまつわる3つの行動タイプ

整理すると、3つの行動タイプがあるのでしょう。
1:そもそも空気が読めない
2:空気は読めるけど、あえて読まない
3:空気は読めるけど、それに盲目的に従ってしまう

いわずもがな、日本人の大半は「空気は読めるけど、それに盲目的に従ってしまう」というタイプなんだと思います。



上の空気指数(?)をそれぞれ1、2,3としてみる。数字が大きいほど読める度合いが強い。
2と3は読んでいる情報は同じなのだが、空気を読んだ行動をするかどうかはその人次第なのだ。

だから、2の場合の人は3の人から見ると表面上「空気の読めない人」みたいな扱いを受けるのだ。これがよいか悪いかということを別にして考えればそういうことになる。
日本には3のタイプの人がかなり多いため「空気を読めるけど読まない」2のタイプの人が割と攻撃されやすい環境であるのは確かだ。特に会社などで「付き合い残業」などをさせられる背景にはこういうのがある。

空気を読みつつ、適切に行動させることを全員で行うため、団結力は強い。

やりたい、やりたくないにかかわらず3のタイプの人はなんだかんだよい結果が出せる。
1のタイプの人は意外と少ない。状況が分からなかったりする場合がほとんどなので、発達障害などの要素を持っている場合になる。

もちろん、過剰に空気を読んで暮らしているタイプのアスペの人だと3に近い人もいる。
ただ、問題なのは3のタイプが多すぎてゆったり生きたい人が就労に適応できなくなっている例が激増していることだ。強要しないようなタイプならともかく、「ゾンビ型社畜」という言葉が出てくるくらい空気を過剰に読ませて行動も同調させすぎているのはまずい。