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自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

老人増加が早すぎ!

おいおい、レッドデータブック(絶滅危惧動物のリスト)じゃないんだからさと思うお兄さん、お姉さんがた。
正直、自分も記事を見るまではこの国の老人増加率と少子化がここまでやばいとは思わなかった。
Twitterでもちょっとばかり触れたと思うのだが、ここではもう少し深く話していきたいと思う。

声に出して言いにくい「日本の大問題」第2回 藻谷浩介×湯浅誠 人口減少社会 日本人が「絶滅危惧種」になる日 地方が消滅し、都会は認知症の老人ばかり

新卒死んでも、変わりはいるもの・・・」でも述べているが、自分の概算の結果、ここ20年で新卒が1年に1万人減っていることをいった。ただ、ここの対談ではもっと細かい数字を持ち出してくれているので話を進めやすい。

藻谷:団塊の世代が生まれた直後の'50年には、日本には0~4歳の乳幼児が1120万人もいました。団塊ジュニアが生まれたばかりの'75年には、1000万人です。それが、2010年には530万人。生まれる子供の数は半分になってしまった。今の日本はまさしく「人口減少社会」だと言えますね。



35年で470万人も減っている計算になるので、自分の概算よりもややペースが速いことがわかる。ただ、使っているデータが違うので、ずれてしまうのも無理はない。

藻谷:子供が生まれなくなったのに伴って、15~64歳の生産年齢人口もどんどん減っています。今、日本には就業している人が2人に1人しかいないんです。正規でも非正規でも、パート、アルバイトでも、1週間に1時間でも働いておカネをもらっている人は、日本人の半分弱しかいない。高齢者が増えて、若い人が減っているからです。

湯浅:人口減少によって、社会はどんどん疲弊している。それはこれからもっと深刻になります。その大きな要因の一つが「介護離職」です。今、40代後半から50代の人たちが親の介護のためにどんどん仕事を辞めている。'12年のデータでは約15万人に上りました。




藻谷さんが言っている労働人口の減少はおそらく若い人から老人まで、誰もが実感しているだろう。
だが、自分は湯浅さんの言っている介護離職というものを聞いたことがなかった。15万人という人数が介護で仕事を辞めなければならないというのは家庭にとって明らかに損失になるはずだ。長時間労働しないとやっていけない日本の職場では到底時間の考慮などしてはくれない。
2013年の日経新聞のネット情報によると、15~64歳の生産年齢人口の割合は62.47%なのでおおまかにみて半分ちょっとくらいだ。しかも、この中で正社員である人数はもっと少ないのだ!

そう、明らかに老人を養えるだけの若い世代がいなくなる。1人をどう支えていくのだろうか?もしかして1を割って放置状態にでもなるのだろうか?そんな世界ってどうなるの?