マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

ローン控除ってまさか・・・

よく、家は現金で買うべきじゃないみたいな風潮あるけど、これって実は会社とグルじゃないかと思うときがある。
ローン控除でお得!みたいな話あるけど、確かに買う人も安くていいメリットがある。
ただ、ローンっていうのは「長い借金」だ。現金の減りは確かにその場では少ない。
もうひとつの視点で考えるとこれって「体にひそむ寄生虫」と発想が近いのだ。
毎月の給料から毎日食いつぶされる恐ろしさ。ということは、毎日給料をもらっていないと払えない。
そして給料をもらうには仕事が必要だ。
住宅ローンという銃口を企業は従業員につきつけ、無茶な労働をさせる大義名分となりうる。
昔なら、割とずっといられる会社の環境が多かったので現金が一気に減らないというメリット、総額はお得という状態を受けやすかった。
だが、今の会社って長くいやすい環境だろうか?たぶん、そんなことはないと思う。
なぜなら、景気が悪くて一人当たりの社員の負担が大きくなり、新入社員の教育すら厳しいような状況である。自分の仕事がどっさりあるのに、給料はほとんど変わらず、休みも少なくなりがちだ。
そうすると、社員は会社に残って頑張れるだろうか? それは否だ。耐えれる猛者もいるが、絶対に辞めないという保証なんてできない。
そんなところに●クザのごとく住宅ローンが襲う。このような精神状態はローン控除のお得感なんてチャラにしてくれるのではないだろうか?
あと、一部の会社かもしれないが、家を買ったとたん転勤を命じられるところもあるようだ。
当然、その家に住むということはほとんどの場合絶望的だ。
アメリカのローンと違い、日本のローンは「人」にかかるので家を買ったら最後、事実上の泣き寝入りになってしまう。(アメリカのローンは家にかかるので売ればなんとかなるらしい)
家を買うだけで住めないという鬼畜なことが本当にあるとしたら相当に鬱な状態になりそうだ。

ただ、今回の話は「ローンを組むという負の側面の話」であり、「ローンを組んで家を買うな」ということは言っていない。会社がとても居やすい環境であり、自分はこの会社で余裕でやっていけるならこの話を適当に流してくれてかまわない。
職場があまりにもきついが、そろそろ家を買いたいときにこの選択肢もあるよということを言っている。

ただ、現金で買うっていうのは難しいっちゃ難しいからそこらへんはしっかり考える必要がある。
明らかに財政がやばいのに無理に家を買ってしまうというのはかなり危険なことであるということは確かだ。
高給取りのサラリーマンっていうのも結構リスクが・・・まぁ、そういうことはほかのときにでもしたいと思う。