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マイノリティ雑貨店

社会に関すること、自動車、発達障害などを扱うブログです。社会ブログなのか、車ブログなのかよく分からなくなってきました。

この国は「空白期間」を体感することがない人たちばかり?

新卒採用ということがこの国ではうざすぎるくらいに一般的だ。そして、一度既卒になってしまうと運がよくない限り、正社員にはなりづらくなる。このことで、貧困に陥ってしまったりブラック企業などで働く羽目になる若者が増えている。努力をしなかったからだという話があるが、100社以上受けても「まだ足りないんじゃない?}というような風潮を努力とみなすのは頭がおかしいとしか思えない。

宝くじで当たるために券を100枚買って儲かりませんでした。というのと大して変わらない気がする。
(確率を調べたら、30万(1000枚)かけて50万を得るためには0.1%という結果だった・・・・)

一般的なサラリーマンになるための努力って、絶対そんな必要ないと思うんだよね。

「空白期間=無能」という理由で、採用拒否する人事が無能の可能性

無能とかを判定するには微妙なところだが、彼らは「ストレートでいける」人生しか知らないんじゃないかなと思う。高校受験、大学受験で苦戦はしたのかもしれないが、それなりに落ち着いたところがあっただろう。
もちろん、浪人をして大学に入る場合もあるので1年〜2年くらい後で卒業する場合もあるが、その点について突っ込むことは意外と少ない気がした。
ただ、卒業してからの空白に異常なまでの「リスク感覚」を感じているのはどういうことなのかということだ。
企業によって求める人材はそれぞれ違うし、突然の事故や病気などで就職活動ができなくなる場合だってある。 勝手に「組織向きじゃないな」と断罪しているだけにすぎない。

でも、どうして空白期間は不利になるのでしょうか?というか、面接官はどうして空白期間をマイナス視するのでしょうか?それは多分、簡単な話です。イレギュラーがはじかれているというだけ。要するに、人事の頭の中には「大学を卒業して、そのまま会社に入って働くのが当たり前」という一種の常識みたいなのがあるはずです。だから、既卒になって1ヶ月という、新卒と実質ほとんど変わらない人が新卒の人と大きな溝が生まれるわけです。それはそういう人生を歩む人が大多数で、そういう生き方が、他人が敷いたレールの上を歩いて生きていくのが当たり前だと考えている、言ってしまえば、ちょっと視野が狭いんじゃないの?っていう人事が多いからです。

多様を認めないという言い方もできるでしょうし、仲間はずれは認めない。そういう風潮がこの国を蔓延している。非常にむごいところがあるのです。空白期間があるということは=仕事ができないとか、人間的にダメとか、そういう論理付けはできません。



感覚としては「みんな就職できているだろ?」というようなところだろうか。

「あんだけ面接受ければ普通受かるのに、こいつにはそれ以上に欠陥がある」とレッテルをつけている。ぱっとしないから採用されないということは割と普通のことかもしれない。だけど、それは仕事ができるかどうかの指標としてはいささか微妙な気はする。
体育会系の人は割と明るくて、動きもすばやい傾向にある。そのイメージだけにおいて、できる/できないを判断しているようにしか思えない。要は、本当の意味で長所を見れていない人がそれだけ多いんじゃないかなっていうこと。

判断としては第一印象があるので、短い時間で決めるにはいいのかもしれない。だけど、それって本質を見ていないよということ。もちろん、人事側にも見ているほどの時間はない。
むしろ、履歴書の空白だけで落とさなければいけないほど人が欲しい状態ではないのだろう。
離職率が高すぎるブラック企業に入り込んでいる人がいることを考えれば、そのことはある程度納得がいく。

それを考慮してもこうして正規職からあぶれる人が出て非正規率が4割になっているのは、人は足りないんだけどそれだけ「空白」に恐怖する人事が一定数いると考えてもおかしくない。事情なんか聞くまでもなく、なんとかして不採用にしておけば社内のリスクはゼロになる。 性格的に大器晩成型のタイプならすぐ成果が分かりにくいので、余計その感覚は強くなる。こんな人材入れるくらいなら、人不足で無理やりやってしまおうというのがスタンスなのだ。

でも、ニュースとかそういうのを見ていると「ミスマッチ」なんて言葉をよく聞く。そして早期退職者の若者が少なくない。これって、先ほど言った「本質を見れていない」から起こることではないだろうか。空白期間中にバイトをしていても実質何もしていないと感じている面接官がそれだけ多いとしか考えられない。
当然、面接官側はそんな経験が少ないからそういう人の境遇が本当の意味で分かっていない。だからそのものさしで相手を測ると「こいつは俺の感覚ではとても・・・」ということになっている。

こんなことばかりしてるから、ブラック企業がなんだかんだで生き残れてしまう。採用のハードルが低いように見せて、生きるハードルがえらく高くなる。

会社員以外の生き方も見つけられるようにしないとこれは詰むかもしれない。