話を聞かない先生では、生徒も話を聞かない
生徒に話を聞かせるために、大きな声で指導をすることが重要であると考えている人は多いだろう。
実はそんなに重要な要素ではないらしい。
子どもたちは話を聞いてくれない人に対しては、信頼を得ることがしにくい。
人が話を聞いてくれることで、すごく安心できるためだ。この安心なくして信頼というのはいささか難しいだろう。もちろん、話を聞けるタイミングでないときには後で話を聞けるような体制を作るといい。
少なくとも、先入観を持って「これはだめだ」ということは駄目だと思う。
先生の部分を「上司」に、生徒の部分を「部下」にしても同じことが言えるよね。
話を聞かない上司が部下の指導はできない。理解することとはまた別だけど、受け入れる体制があること自体がどちらにとっても安心できる。