マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

「生意気な若者め!」という意識

若者の的確な指摘を聞かないおっさんが持っているのはこの意識だろう。
もし指摘がずれているなら、ずれている理由を丁寧に説明すればいい。それだけだ。
この国は儒教ベースで動いているので「年上は無条件にえらい」という風潮がある。

だから、若者が意見すること自体が気に食わない人がいる。ある意味、プライドで生きている感じになるのだろう。
もちろん、意見をちゃんと聞いてくれる人もいるので一緒くたにしないことが大切だ。確かに、年齢を重ねているほど人生の経験年数は長い。

亀の甲より年の功という言葉があるくらいなので見習うべきところもある。

だけど、その経験の質が良いかどうかはその人次第だ。休みの日はため息をつきながら寝ている人と、いろんな物を趣味で作っている人の知識に差が出るのと原理は一緒だ。

「こいつは駄目な大人だ」というのを子供たちというのは感覚で察知する。

「ねえ、おじちゃん。なんでそんなことするの?」みたいな子供の質問はぬるい雰囲気を醸し出しているように見えるが、本質としてはとても残酷なものだ。子供の質問は語彙が少ないものの馬鹿にできない含蓄を含んでいるときがある。

割と多いのが「なんで勉強なんかしなくちゃいけないの?」ということ。意義を答えることができる人ってそう多くはないと思う。「いいから黙って勉強しろ!」っていう奴を何回も見てきた覚えがある。

自分に対して意見する人を「考えている」と評価するのではなく、「生意気だ!」という感覚が最優先でくる人がこの国には多すぎるんじゃないかなと思う。今までの長い人生経験で主張されることに慣れていないんじゃないかと思う。

それって、社会に出てから30年くらい、誰かの言うことだけ聞いてきた、その反動として部下には威張ってきたみたいなことがある。

だから年下の人が「主張する」ということは、頭の中で警報が鳴っている状態だ。「こんな奴、ろくでもない!」って感じるのだろう。

今言っていることが生意気だって思っている人が大半なら、たぶん日本はこのままじゃないだろうか。
まぁ、それならそれでいいですよ。

あなた達が自分たちを「お前らの態度が生意気だ!俺たちの言うことを一方的に聴け!」という。

ならば、自分はあなたたちに対して「遠くから批判だけしてるあんたらの態度が卑怯」と言い続けるまでだ!まぁ、だいたいこのブログずっと見てくれている人の層から考えるとそういう人って多いのかなっていう疑問もあるが・・・・