マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

年下からの意見を聞きたくない人たちについて

 

 

「生意気な若者め!」という意識 - マイノリティ雑貨店

今回は この記事と若干近いような話をしていきたいと思う。ただ、今回はもうひとつ大変頼りになる記事を見つけた。

 

「先輩は尊敬すべき」という意見。それに対しては別に間違っているとは思わないし、自分とは違う経験などをしている分非常に貴重な意見をもらえたりする。だけど、勘違いしていて「先輩だから威張っていい」「怒鳴っていい、絶対服従は当たり前!」というような残念な層も結構いることは事実だ。

というのも、立場が違うということはそれだけ相手の口を封じるという条件としては十分すぎるんだな、これが。だから、もし自分がそんなによくないことをしているとしても誰も指摘することがないまま過ごすことになるのだ。

 

「ゆいの思うこと」というブログを見て、なかなかいいなと思った記事があったので引用をしていきたい。綺麗にまとめられているので、その部分についても考察していこう。これはなかなか考えさせられる。

 


社会人と…ep.2 年上に物申す! - ゆいの思うこと

 

社1「落ち込んでんの?」

ゆい「いえ」

社1「落ち込んでるんでしょ?ワガママな上に素直にも言えないの?」

ゆい「ムカつくんです!!」

社1「えっ?何?」

ゆい「ムカつきます」

社1「君さぁ、上の人に向かってそんなこと言っていいの?俺だから良かったものの、今までよくしてもらった人に、そんなこと言うなんてあり得ないよ?ましてや、上の人に意見出すなんて」

ゆい「だってムカつくんですもん」

社1「俺の話し聞いてる?上の人に“ムカつく”なんて言ったら、君もう終わりだよ?わかってるの?」

ゆい「はい、わかりました」

社1「若い人って良いよね〜、終わりだよって言われたら、素直に“わかりました”って言って逃げられるからさ〜」

 

私は確かに年上の方に対して失礼な発言をしてしまいました。もう少し言い方を変えて言えば良かったと反省しています。例えば「ムカつく」は「すみません、今のは良く思えませんでした」と言えば、もしかしたら、事はおさまっていたかもしれません。

 

しかし、上の人に意見を出すことは、間違っている行為だとは思いません。むしろ、年上だろうが、上司だろうが、思ったことはきちんと伝えるべきだと私は思います。年上の人に対して、媚びを売って気に入られるより、意見を述べて、気に入られた方が良いと思います。意見を出すことはとても勇気のいることですし、もしかしたら社会人1さんのように、口出しをして年下を嫌う人も中にはいるかもしれません。

 

でも勇気を持って、年上であろうが上司であろうが、意見をはっきり述べられるようなそんな人間に私はなりたいです!!

 日本というのは空気を読ませて衝突を起こさないようなことを最優先する文化でまわってきたのは確かだと思う。

ただ、最近はこの文化を続けるだけのメリットが割と減ってきているんですよ。はっきり言わないおかげでトラブルになったりするケースが増えてきたりしている。トラブルの詳細などは今回の話では関係ないのでおいておくが、組織というのは上から腐っていく。なぜなら、権力構造上の関係で下からの意見を通しにくくできているためだ。

下の立場というのはなんだかんだで物事に直接触れる機会が多くなるので、良くも悪くも現状を一番知っている。だけど、上の立場の「生意気だ!」という勝手なフィルターは都合のいい情報しか受け取りたがらない。それだけ下からの鋭い意見というのは上にとってはダメージが大きいものなのだ。都合の悪い情報を上に押し付ける輩を干すだけの力を向こうは持っているので非常に面倒くさい。

先輩・後輩だともう少しスケールが小さくなるので、もう少し問題をシンプルに考えることができると思う。要するに、一方的な持論を後輩の立場に押し付けするんじゃないよということだ。組織と違って絶対的な権力はないが、人によっては半奴隷みたいになっているパターンもあるんじゃないかと思う。そんな状態が健全であるはずがない。日本の社会はこの病的な状態を「体育会系の礼儀」とか言っているのだ。

言ってやるよ、そんなのは礼儀じゃない。お前が聞きたくないだけじゃねえか!