マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

はやてとゆうこ 9話

キャラの名前が不明だって?ここで調べてよね!

町を歩く3人。はやて、ゆうこ、しおり。カラオケに行く予定だ。

はやて「たかひさはお留守番だな・・・機械のいじりすぎで遺伝子工学の課題を忘れていたようだ。」
ゆうこ「まぁ、はやてちゃんが課題をの内容をしっかり教えてあげてるだけ、優しいじゃない。」
しおり「どちらにしてもたか君は人ごみが嫌いですので、別にいつもと変わらないですね。」
はやて「あれ?どこかで見たことのある年増だ。」
ゆうこ「こらっ!本人に聞こえる!!」コツン
なぎさ「こんにちは、はやて君、ゆうこちゃん、しおりちゃん。そして担当教員に年増という根性は褒めてやろう・・・」
はやて「さーせん・・・」
ゆうこ「あ、なぎさ先生じゃないですか!どうしたんですか?」
しおり「こんにちは、なぎさ先生。いつも妹とはやて君がお世話になっております♪」
なぎさ「あれ?あの機械大好き坊やはどうした?」
はやて「奴なら課題を必死こいてやってます。どっちにしても外に出るとしたらメカニックの仲間とマニアックな話でもしてますよ。」
なぎさ「なるほど。納得できる。」
ゆうこ「しぃちゃんが、たかひさ君を伸び伸びさせているのがよく分かるわね。」
しおり「ふふっ。やっぱり、たか君はあのじっくり考えているほうがいいですからね。」
なぎさ「はいはい、ごちそうさま。私にはまだ遠い話ね・・・」
はやて「すげーなー・・・この車。タイヤが4つついてるよー」
ゆうこ「当たり前でしょ!ほかの人の車にどんな評価してるのよ!」
なぎさ「しおりちゃん、毎日賑やかでしょ?」
しおり「そうですね〜。まぁ、癖のある2人ですから大変といえば大変ですけどね。」
はやて「カラオケに行こうと思ったけど、ボーリングにするか?」
ゆうこ「グッドアイデア!なぎさ先生もどうですか?」
なぎさ「私も久しぶりにやるし、ちょっとマイボールとグローブ、シューズ持ってくるから待ってて。」

しばらく待つと、なぎさが戻ってくる。
はやて「かなりガチですな・・・」
しおり「私と勝負しませんか?」
ゆうこ「しぃちゃんも割とボーリング好きだから、こうなると思ったわ。」
はやて「しおりさん、アベレージ180くらいだろ?すごくね?」
ゆうこ「はやてちゃんは下手すぎ・・・まぁ、しょうがないか。」
はやて「向上心はないもの。とりあえず楽しければいい・・・」
なぎさ「精神的に、向上心のないものはバカだ。」
はやて「なにさらっと漱石さんパクって批判してるんですか!」
しおり「さぁ、ゆうこちゃんも勝負ですよ!」
ゆうこ「私まで巻き込まないで・・・私もどっちかというと意識的にははやてちゃんに誓いの・・・」
そして、ボーリング場につく。
はやて「さて、俺とゆうは、靴をレンタル。あとの2人はもうね、完全武装ですよ。イラクへそのままいけるんじゃない?」
ゆうこ「せめて、ピストルくらい持たせてあげてよ。そんなちょっと重たい球が実戦向きとは思えないわ。」
しおり「いえ、問題はそこではないと思いますよ?さて、なぎさ先生!勝負しましょう!」
なぎさ「望むところよ!」
はやて「さて、じゃあ俺が最初か・・12ポンドクラッシャー!」
気合いの強さとは裏腹に、ボールはガーターゾーンへと無残に入る。
ゆうこ「開始早々これはひどい・・・」
なぎさ「ここまで下手な人も珍しいわね・・・」
はやて「たかひさとやれば勝てる!」
しおり「そもそもたか君は体を動かすことが大嫌いですから・・・さすがに少し運動させないと、体力が不安ですわ・・・」
なぎさ「私は頭が痛くなってきたわ・・・」
はやて「2投目!7本か。だんだん調子が出てきた・・・」
ゆうこ「お姉ちゃんが笑いをこらえているのを見ているのはつらいよ・・・」
しおり「さて、次行きますよ!」
鋭く曲がるボール。10本のピンをすべて倒していく。
しおり「狙いどおりです!ターキー狙いますよ!」
なぎさ「やるじゃない。私も行くわよ!」
同じように鋭く曲がる弾道。余裕のストライク。
なぎさ「さぁ、ゆうこちゃん。どうぞ!」
ゆうこ「じゃあ、一発いきます!」
ボールがピンに当たり、8本倒れた。
はやて「おお。いいじゃん。」
ゆうこ「まぁ、さすがにはやてちゃんみたいに連発ガーターみたいなことはしないわ!」
しおり「ゆうこちゃん、3番と4番のスパットを狙うといいですよ。」
ゆうこ「よし!当たった!スペアね」
はやて「おお。すっげえ。よし、今度はおれの番だ!」
一番左側のピンに1本だけ当たる。
ゆうこ「逆に器用ね、これ・・・。」
なぎさ「そうね、まっすぐ投げることをやったほうがいいんじゃないかしら?」
はやて「まず、ガーターに落ちないというところからレベルが高すぎます。」
もういちどボールを投げる。
はやて「よし、今度はスペアだ!」
なんだかんだで3ゲームが終わる。
はやて「僕はもう、疲れたよ・・」
ゆうこ「そこから先は言わせないからね!?」
しおり「僅差ですが、私の勝ちですね。」
なぎさ「そうね、面白かったわ。またやりましょ!ところではやて君たちは結構疲れてそうね・・・・」
ゆうこ「まぁ、楽しかったですよ。あ、はやてちゃん。スコア表見せてー」
はやて「どれどれ・・・しおりさんが1回目から数えて172/190/179か。2回目とかすごいな・・・。 なぎさ先生は175/177/188か。俺にはとても無理なスコアだ。」
ゆうこ「すっごいなぁ。はやてちゃんは78/31/80。 私は113/86/100ね。」
はやて「なんかこの書き方だとスリーサイズみたいだね。」
しおり「ずいぶんメタな発言ですね・・まぁ、私とかなぎさ先生のスコアじゃおっきいドラム缶みたいですよ・・・」
はやて「俺とか細身気味だけどウエストだけ完全にひょうたんな上ガリガリじゃないすか。ゆうだって、けっこう寸胴ぎみだし・・・」
ゆうこ「むしろ、ナイスバディを3ゲームで実現できたらそれってムラすごいし、点数が半端じゃない?」
なぎさ「いけない。もう帰らないといけないわ。」
はやて「彼氏と遊ぶんですか?」
なぎさ「お前、それは宣戦布告か?」
ゆうこ「もう・・そんなことより、なぎさ先生、またお願いしますね!」
なぎさ「では、さようなら!」
3人と1人に分かれ、ボウリング場を後にした。