自然科学の好きな人は「元素手帳」を使うといいよ!
元素手帳とは?
化学同人より出版されている、B6サイズのスケジュール帳である。
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表紙はこんな感じのコミカルな感じだが、中身は異常にマニアックな情報が書かれている。
手帳自体の機能としてはマンスリータイプのものが前半、1週間見開き(右側にメモ)のものがそれぞれ後半についている。
ここが普通の手帳とは違う!
元素周期表がついている
ページの最初と最後の方に元素表が付いており、見たいときにいつでも見れる!
「レニウムって何番だっけ?」と思った時に見れば「75番だ」と確認できる。
一週間見開きに、科学関係の出来事が毎日載っている
本日、9月14日を見ると「レーウェンフック、虫歯の原因発見(1683年)」というのが書いてある。彼が虫歯菌を自作の顕微鏡で見つけた日である。
こういうことが毎日書いてあるため、興味をもって深く調べるといろんな知識が手に入るきっかけとなる。
もともと彼は自分で顕微鏡を作り、いろんなものを観察していた。レーウェンフックは1677年に精子も発見している。もともとは織物商や役人をやっていたので実は研究者として専門的にやっていたわけではなく、いわゆる「にわか研究者」みたいな人なのだ。
ただ、好奇心が強く、いろんなことを器用にこなす人なので大きなことを成し遂げられたのかなと自分は感じた。
いまや、「レーフェンフック・メダル」など、微生物界の最高賞として君臨している。
手帳で歴史まで学べるというなかなか使い方によってはすごく高いポテンシャルを持っていると思う。
あとがき
個人的には見やすい手帳だと思うし、使う価値はすごく高いと思った。
ただ、科学関係の出来事に自分なりの解説を書き込んだりして使うと本来の使い方が半減してしまうので、「普通に使う用」と「解説用」の2冊運用がいいのかなと個人的には感じたので、もし運用するのであれば2冊持ちも考えていきたいと思う。
マンガ「汚物は消毒です」は姉萌えしながらガチな掃除術を学べるぞ!
昨日の夜、amazonをふらついていたら「汚物は消毒」という文字があったので面白半分で読んでみたらこれがすごく人は選ぶけど大当たりな作品だったので紹介しようかなと思います。
かなり久しぶりにブログを書くのでだいぶ変な感じだとは思いますがそのあたりはご容赦を。
今回は1巻だけを読んだ感想になっています。
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あらすじ
主人公の清家(せいけ)司は母親が再婚したことにより、清家ましろと義理の姉妹の関係となる。要は連れ子同士の再婚。
お互い真逆な衛生観念をもつ2人が織りなす物語です。
ちょっと説教臭いのがツボ!
この作品、なんか叱っているお姉ちゃんの描写がうまいなぁと思っていたんですよ。なぜだろうと思ったら、作者が姉モノばかり描いている田口ケンジさんだったんです。一番有名なのは「姉ログ」ですね。
姉萌えとか年上萌えの作品は、「姉がツッコミより(お世話する)」「姉がボケより(お世話される)」の大きく分けて2パターンあるのだが、この作品は完全にツッコミよりの王道をすごく貫いている。
そしてさらに細分化すると「ほわほわ系(包容力・おせっかい)」「クール系(姉御肌)」もあるが、この作品はクールよりのお姉ちゃんです。
簡単に言えば、クールなお姉ちゃんにツッコミをうけたいドMな人にはすごくお勧めですね。
しかも、こだわりが強いせいかツッコミも割と激しいんです。
どうですか、この目つき。これはクール系ツッコミのエキスが分かっている人じゃないと出せない味ですよ。
ところどころこういった小ネタがはさまっているので探していくとなかなかの沼にハマれます。
清掃業者か!といいたくなるほどの便利ネタも満載
はい、ちょっと変な方向に行ってしまったので掃除ネタの方に話を持っていこうかと思います。もちろん、掃除ネタはガチで使えるものばかり!
カーペットにコーヒーをこぼしてしまった時の対処法、PCのキーボードの掃除方法などかなり多彩にわたるテクニック。
タグをつけるなら #うちの姉は清掃業者 くらいつけてもいいのではないだろうか。
かなり科学的な説明なので理由もきちんと分かりやすい。
普通、コーヒーこぼしたら擦りがちなんですが実は逆効果!というのを漫画で学べるというのはなかなかないと思います。
余談:掃除中毒なましろさん
この人、掃除が好きすぎて熱中しているときの顔が完全に中毒者です。
やらなかったら禁断症状出るんじゃないんだろうかってくらいですよこれ。
おそらくここらへんはかなり好み分かれると思います。
自分は嫌いじゃないです、ぶっとんでいるとは感じるけど。
なお、これは健全なお掃除マンガです。健全なお掃除マンガです。
大事なことなので2回言いました。
あとがき
やたらテンションのギャップがすごい漫画なんですが、ここに描かれているもので「意外だなー」と思ったのは「カーペット内のゴミは粘着ローラー(よくコロコロとかいうやつ)よりもゴム手袋の方がとれる」というのが個人的には驚きましたね。
どういう原理なのか、どうやるのかは実際に読んでもらって実践していただいた方がいいと思いますし、読んでからのお楽しみということで今回はこのあたりにしておきます。
よくTVなんかでやっているお掃除術ですが、それを漫画にしたというものって案外あるようでなかった。
全7巻あるのでストーリーを楽しみつつ使えるお掃除術を習得できればよろしいかと思います。それでは、楽しいお掃除ライフを!
結果を出すためには、楽しんで整えて努力だ!
物事で結果を出すためには「才能が大事だ!」「努力をしなければいけない」ということが巷でも話題となることが多いかと思います。
実際、努力も才能もどっちも重要なんだけどこの2要素だけでは語れない複数の因子が「現在の結果」となっているということを今回はお話していきたいと思う。
ブログトップの一番上にもあるが、自分は最近QMAにハマっている。
やってもらうと分かるが、QMAは勝負の世界を強く感じられるゲームなので、そこから感じたことを少し絡めていきたい。(勝負の世界では弱い人です)
失敗したくなければ、天狗になるな!
なぜ、こういうことを一番最初に言ったか?
結論から言えば、「下剋上や思わぬ反撃を受けることになるから」なんです。
自分のQMAにおける実体験をここで1つ。
自分はQMAの中でよく使うのが「理系学問」。もともと理系の知識や本とか趣味みたいなことが好きだったりしていたことがきっかけで使い始めた。
某日、自分はとあるラウンドワン大会に出場した。
最初の予選で1人、理系学問の一問多答をかなり苦手とする人がおり、半分素の知識だけで徹底的に狙う作戦を取ろうとした。(当時の自分の武器は理系タイピング)
結果から言うと、その作戦は中途半端にしか成功しなかった。それどころか、自分は2問間違え、完全に対策していた人は全答してカウンターを食らう羽目になってしまった。
もっと格好悪いことをいうと、自分が間違えた問題は冷静に考えれば取れた問題だった。調子に乗り過ぎたうえに自爆するというのは本当にしょぼいなと我ながら思ったのでした。
上の図解を見てもらえばわかるが、本人の気持ちは本当に左側になりがちなんですよ。
しかし、慢心しすぎているときの実力って心の隙、言い換えれば急所を丸出しにした状態だから本当の努力をした人からすれば狙い撃ち、反撃されるのは当然の結果になる。
努力・才能・環境をすべて揃え、続けられるのが王者だ!
まず、先にこの3つの項目について説明しておこう。
努力
結果を出すために必要な事項の継続。目標があるならば現在とのギャップを認識し、達成に向けて行動していくこと。コントロール性は高いが、負荷が大きい
才能
努力を積み重ねる上でかかる負担が相対的に少ない。人と同じ量をこなしても伸びる量が段違い。もともと持っている身体能力などもここに入る。コントロール性は中程度。
環境
年齢、運、物事を行う場所、スタイル、健康状態。
コントロール性は低く、試合などで一番波乱が起きる要素。
ここが悪いと3要素の中でも特に壊滅的になりやすいので、健康状態などは安定させるべき。
結果を出すためには大きく分けて努力、才能、環境の3つの要素を絡めていく必要がある。絡ませ方がうまくいけば、勝てるし、そうでない試合は負ける。
あとは、精神状態や年齢も大きくかかわってくる。
ただ、同じ競技でも才能の方向が人によって違う。本人にとって結果がでやすい努力も違う。
だから努力して結果を出しているプロ野球選手の中でも得意分野は違うし、力を発揮できる場所も変わってくる。だからこそ波乱が起こる。
努力を自然にできること自体が才能だ。あと、休め。
また、努力をするためには付随的にやることが増えていくのだが、その項目を自然の意識レベルで苦なくできること、ある意味習慣レベルになっていると当然こなせる努力の項目数の数も増えていく。
「才能があるレベルで努力ができる人」にとって、そのことをやらないこと自体が変になる感じ。
それに対して「俺は努力をした・・」と感じる人は努力を続けること自体に若干ハードルがあるということになるのだ。
あと、最初にも行ったが天狗にならないこと。努力と環境、精神面に大きな穴が開く。
常に自分を追いかける者はいる。
そして重要なのは休息だ。
戦うということは常に消耗が付きまとう。きちんと回復せずに次の戦いに挑むのは
環境の中でも健康状態、精神状態がまともに保てていないということになる。
自分もなかなかうまく回復できていないので大きな口をたたける立場ではないが・・。
参考までに体をほぐすストレッチ法を載せておきます。
ブログ書きながらやってみましたが、ずいぶん楽になりました。マジでここ最近調子悪かったっぽいです。ただ寝ているのは疲労回復にならないそうなので適度な運動とかで体をほぐしたり少し歩いたりする方がいいと思います。とくにQMAをやっていると頭や目ばかり疲れているので特に気を付けたほうがいいかなと思います。
(三重の某体育大会を除く)
あとがき
結果を出せているということは自分の中の努力や環境を整えられているということを特に実感した。コントロール性が低い環境の中でも、休息や健康状態に至っては日々の習慣での積み重ねが大きい部分があると特に感じた。
全然集中できないときにクイズをやると分かっているはずのことも分からなくなったり、他のことを考えたりしてしまっていることがよくある。
ただガムシャラに演習を積み重ねたとしても土台が成り立っていなくては積み重ねる前に崩れてしまう。努力とはピラミッドのように下がしっかりしているからこそ役に立つということを常に念頭に入れておきたい。
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天狗になってはダメだけど、強そうな天狗を作りたい方へ!
発達障害が世間向けに能力を発揮できない問題について考えてみた(後編)
まえがき
前編では一般的な話をベースに進めていきました。正直、長いかつ文字ベースなので読みにくいと思った方もいらっしゃると思います。
後編では、自動車の構造などをベースとした例えを用いて発達障害の人がどのような感じで苦労しているのかというのを分かりやすく説明していきたいと思います。
自閉症スペクトラムの概念をクラッチで説明
解説
なぜ、このような形で話を展開することになったのか。
前提として、自閉症スペクトラムというのは健常者と発達障害の中に明確な区切りがなく、うっすらとつながり不連続な状態として定義されている。
もっというと、健常者の中には発達障害の人よりもある意味困っている部分があったりする、そうするとそこの部分だけ急に黒側に振ったりする場合がある。
そういう状態の場合、不連続の概念だけでは足りずマーブル模様になっていたりそこだけ急に凸凹の表面になっている可能性だってある。
なので、障害の軽い・重いということだけで生きづらさが違うと議論するのは実は不可能なのだ。絶対的な辛さではなくて、仕事や私生活、健康などを含めた相対的な辛さで議論する必要がある。
図解で分かる生きづらさの原理
マニュアル車に乗ったことのない方は実感がしにくいと思うので、ちょっと説明します。クラッチペダルを踏むと動力が切れます。そう、この状態では進まないんです。
ペダルを少し上げると少しずつ車が進みます。これが半クラッチ。
そのかわり、この状態ではどんどんクラッチが削れて行きます。
完全にペダルを離せば、つながるので普通に進みます。
本来ならこの状態を維持できればいいのですが、場合によってはエンストします。
発達障害の人でこの状態を保つと社会的なトルクが足りずエンストする場合があるため、仕方なく半クラッチでごまかしながら進んでいます。
無理するとエンストしそうになり、ガタガタ言い出します。
そこにガンガン無理してアクセルを踏めば高回転での半クラッチとなり早い段階で消耗していきます。これが過剰適応というものになります。
イメージがつかめない方は下の図を見ていただければ直感的に分かるかと思います。
「お前がイラストで言ってるクラッチの原理の意味が分からへんねん、そもそもマニュアル車知らへんねん」という方はこちらのサイトでイメージをつかんでもらえれば結構です
わざと調律を狂わせて人に合わせている
さきほども図で説明しましたが、ADHDとかASDの人が困っているのは「自分の本来のペース・状態」を解放できないことだと思います。
要は、社会に合わせるために異常なレベルで気を遣ったり、使ったうえでコミュニケーション事故を起こして疲弊したり本当の意味で休めていないのでだんだんメンタルが崩壊していく。
要は本来の自分では社会に認められないため、むりやり背伸びをする。
これは成長の過程では必要なことなのだが、当事者はその差があまりにも乖離しがちになることが多い。社会で是とされることが受け入れがたいことだったりすると余計消耗が激しくなっていく。
それは、もう調律の狂ったピアノのように自分が乱されていく。自分にとって調律を合わせることが社会不適合になってしまう現実を見ると仕方なく悪い状態を続けざるを得ない。
車でいうならコンピューター(ECU)の設定を自分のエンジンに合わせずとにかく静音かつ省燃費に特化したような形にし、まともに出力が出なかったりアイドリングが不安定でたまにエンストするようなセッティングを強いられている状態だ。
仕事をしながらいい環境を作るということができれば本当にいいのだが、それができる当事者はなかなか少ない。
趣味を見つけたりして本来の自分を出せることからきっかけを作っていったり、ストレスを解消できることを見つけると仕事だけで自分を責めていたことから少しずつ解放できるため自分としてはお勧めです。
自分を解放できるという感覚をつかむと、たまたま仕事で得意な分野にあたった時に力を発揮する方法を活用できることがあるのでそういったときに解決の糸口が見えてくることがあるためです。
あとがき
社会的に「扱いにくい」と言われることが多い当事者ですが、社会の中でピーキーな特性を少しでも生かせるような雰囲気ができるといいなと個人的には思っております。今のところはまだそれを生かすための教育や土壌が不十分、黎明期だという背景もありすぐに改善するとは思わないですが、仕事をして成長しながらもよい部分を生かしていければと思います。
年内に記事を書けなかったので、ここで新年のあいさつをさせていただきます。
これからもこのブログをよろしくお願いいたします。
発達障害が世間向けに能力を発揮できない問題について考えてみた(前編)
まえがき
発達障害があるとだいぶ人生の難易度が上がりがちなのですが、ある意味与えられたカードで勝負するしかないと思いながら生きています。
そんな感じで毎日を過ごしていて、ふと記事を見つけたんですよ。
この記事をもとに考えたことを書いていきたいなと思う。
能力の凸凹は人によって違う、悩みも違う
発達障害にさまざまな診断名がつけられる理由はこれだ。
広汎性発達障害の定義はADHD・アスペルガー症候群の症状を包括している。
言い換えれば、発達障害同士の中でも「普通」の基準が違ってくることなんですよ。
発達障害の当事者の特性が人それぞれ違うのはほんとうにこの文章に集約されているなと感じた。
◆発達障害当事者は「みんな違って、みんなダメ」
姫野:発達障害当事者一人ひとりが抱えている症状や、それに伴う悩みもまた千差万別ですよね。
借金玉:私が知人の言葉を借りてよく言うのが「発達障害者、みんな違って、みんなダメ」ということです。発達障害には豊富なグラデーションとバリエーションがあります。職場の発達障害者のことを理解したいと思う定型発達の方は、発達障害を説明する書籍を読むよりも、その発達障害当事者のことをこれまで以上によく見てあげてほしい。ダメの種類は人それぞれ全然違うので。
姫野:そうですね。例えば、うつ病だと典型的な症状や原因があるはずですが、発達障害にはそれがない。また、ADHDやASD、LDを併存している方がほとんどで、ひとつの類型に当てはめることもできない。そのうえそれぞれの障害のレベルも異なってくるので、発達障害はとらえどころがない。
借金玉:私が『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』で気をつけたのは、なるべく多くの人にリーチするような仕事術を書くことでした。しかし私の書いたライフハックでも救われない人がいるのが現実です。姫野さんの本が素晴らしいのは、発達障害者の多様性をそのまま描いたところです。定型発達の方々も読み終わったとき、「発達障害って結局なんなのかわからない」という印象を抱くと思います。
姫野:「取材を通して発達障害についてどのような結論が出ましたか?」と質問されたことがあるのですが、発達障害というものがわからなくなったというのが、正直なところです。
とくに、「みんな違って、みんなダメ」というのが秀逸なんですね。
ダメでなかったら、そもそも精神科などに相談をしに来るということはなくて悩むことはないからだ。
同じことを繰り返すような形になるが「ダメの種類」というのは本当に人それぞれ違うので使える分はフルに使うし、使えない部分はやらないとか代行してもらうとか道具で対策するみたいなことでカバーすることで対応する。
勘違いしてはいけないのは、発達障害=才能みたいな風潮があったりする。それはあくまで特性がたまたまうまくハマった、活用できたみたいな領域になるしそこから状況が変わったら急に転落する恐れすらある。
もっというと、脳の苦手分野をカバーする補償機能を過大評価しすぎてはいけないのです。素質として認めることは重要だが、それだけで生きるのは正直なところそこまで単純に物事は行かないことのほうが多い。
話を元に戻すと、自分を責めてばかりいるとそこから自尊心が全力で削られていき、本当に何もできなくなっていくという悪循環をたどっていくばかりになる。
自尊心をある程度保ちながらもうまく合わせていくという高度な芸をやれるというのは本当に難しい。
マニュアル化できないから難しい
さきほどの対談で取り上げたことの続き。
発達障害の人の対策が一番難しいところは十把一絡げに同じ方法が適用できないところだ。もちろん、症例として共通する部分はあり、当事者同士で共感しあえることもある。ただ、同じ症状を持っていたとしてもその方法がAさんには適用できてもBさんにはむしろストレスになるやり方だったりする。
二次障害、知能程度、生育環境、興味など普通の人でもばらつきがある。そこに発達の偏りという要素が来るとその人に適合した対策を探すことはどうしても難航してしまうのは仕方のないことなのだ。
ADHDの人、アスペルガーの人、LDの人に同じ対症療法が通じるわけがない。
よく、書店などで発達障害の子向けの書籍があるが、あくまで共通項を見出したものなのですべてがうまく当てはまらずに苦労している方もいると思う。その場合は、本当にそのやり方があっているかどうかを試行錯誤し、「専用マニュアル」を作る必要がある。ただその専用マニュアルを作るには30歳になっても完成しないというのがザラにあったり、もしくは加齢などで書き換えないといけない場合もある。常に更新が必要なのだ。
発達障害がある?と思ったら早めに療育・対策などをしていく必要があるというのは本人に合わせたマニュアルを早めに作ることと同義なのです。しっかり作りこめばその分対策の強度も上がる。問題が大きくなってからマニュアルを作るよりは、「こいつこけそうだな」と思ったときにはもう動いておいた方がいいことに越したことはない。
世の中の「普通」に合わせるということ
発達障害を抱えていると、絶対にぶつかる壁が「普通」になれないこと。
ここで自分を責めてうつ病になったり、自信を喪失したりなど人生のQOLがガクっと下がる。これは本当にもったいないと思うことが多い。
この記事を読んでいる方はWAIS-Ⅲという知能試験を受けた方も多いかとは思うが、発達障害のある方ではグラフの結果が山のようにジグザグする傾向にある。
一般の人でもジグザグは多少あるのだが、当事者はもうそれはグラフの山の形で人を刺せるのではないかと思うような差がガタガタに出てくる。
当然、得意分野で苦手分野をカバーするということになるのだろうが、仕事のレベルになってくるとそのカバーだけでは足りなくなるという現象が起こる。そこからどんどん不適応が始まっていくのである。
後編では、この「普通に合わせること」に関してのコストをたとえ話で掘り下げていく。
得意分野が社会で使えるものとは限らない
世の中の普通に合わせる。それはつまり、「会社員として使いやすい」ということに尽きる。ただ、発達障害の強い特性は人それぞれ違えど、「妙なことに詳しい」「好奇心が強い」「過集中」など会社員向きのスキルとはいえないものが多い。
だから、メインの仕事に必要な能力と本来発揮しやすい能力のバランスがガタガタになる。また、過集中の特性で一気に仕事を片付けるようなことを行っていると当然仕事の計画などに支障も出てきてしまう。
もう1つの要素でかなり問題になることがある。興味の有無によるパフォーマンスの差である。
ADHDの人にはかなり多いのだが、好きなことになるとターボがかかって没頭できたりするが、興味のないことにはまるで力が入らなかったり集中できなかったりする。
これは脳内物質のドーパミンの分泌量が過度に少ないため、本人の意志だけではどうにもならない部分だったりする。まぁ、それを世間では「なまけ、甘え」と言われてしまう。
本質的な改善方法はコンサータ(以前はリタリン)などの精神刺激薬を使って強制的にドーパミンを出すなどがあるが、入手も決して簡単ではないため途方に暮れている当事者もいる。リタリンの乱用などで管理がかなり厳しくなっているのだ。
定型発達でも興味のあるなしの差はあれど、当事者ほどパフォーマンスが極端には落ちないためこのあたりの感覚を共有することは非常に難しい。
もちろん、発達障害だからと言って対策がないわけではない。
得意分野を特化させて、自分の苦手分野を全て得意な人投げられるような環境に行く、もしくは環境的に自分の苦手が問題にならないところへ行く。
環境を変える。緊張しすぎて本来の力を出せていないのであれば、素の自分でも許されるような状態にすれば仕事ができるようになる可能性は十分にあるからだ。
このことは後編でも触れていくつもりだ。
苦手分野を克服して、会社員として曲がりなりに働く。
1人で稼げる仕組みで人間関係をなくすというのも一応入れておく。
(株、FXがよっぽどうまくできれば可能だとは思うけどおいそれと推奨できる選択肢ではないかなというのが私の意見です)
空気を読み過ぎて疲れる
このタイトル見た方は「は?空気読めてねえから診断受けているんじゃねえの?」とか思ったかもしれない。
社会適応をするうえで、気遣い・空気を読むことはどうしても必要なのだが、今までの人生で排斥されてきた経験のある当事者は嫌われまいと必死になって空気を読んで空回り、神経を使い過ぎて疲れ切る。当然そのパフォーマンスは劇的に落ちる。
あと、本人なりに空気は読んでいるつもりだが、あくまでエミュレーションベースなので定型発達基準で読めているかどうかというのは別問題だ。そこも突っ込まれてしまう。やらないよりは断然マシなのだが、結果はどちらにしろよろしくない。
そして自己肯定感は失敗の連続を繰り返すことでクシャクシャに踏みつぶされていく。
あまりにもその状態が続くとうつ病などの二次障害へと繋がる。
一般の人も空気読んでいないわけではないけど、割と素のテンションが社会に求める姿と乖離しすぎていないんですよ。というか、勝手に雰囲気が分かっているのでそんなところにコストをかけていないことを自覚していない可能性が高い。
当事者が必死にコストをかけたうえでパフォーマンスが落ちていることを「単に努力不足」みたいな感じで責めていることも珍しくない。
もちろん、当事者が素の状態で話している状態というのはかなり癖が強い場合が多い。そうすると、場にそぐわなくなるのでどうしても合わせるためには無理やり空気読みのアクセルを踏んで少しマシになる程度である。
ただ、それが短時間ならいいのだが1週間の7日のうち、5日はその状態を8時間以上続ける必要がある。この長い時間、ずっと神経を張り詰めているのは一般の人でも疲弊することは間違いない。
当然、ミスや効率の低下などを招きやる気の問題にされて精神的に参ってしまうというのはだいたいの当事者は経験しているのではないだろうか。
また、その状態を無理やりカバーするために過集中などを使うとそれ以上の負担が当事者の神経には毎回かかることになる。
体力がないと感じている当事者がいるが、体力そのものだけというよりは神経の使い過ぎによる消耗の速さが主な原因ではないかなと自分は思う。
言い換えれば、異常に燃費が悪いんですよ。車で言えばロータリーエンジンとか2ストに近いんです。でも、本気を出せば一般人よりも力を出せる場合もあるし独特の雰囲気が逆にウケたりする。(あくまで4ストエンジンとの比較です)
なぜ、そんなことをいうかというと2ストもロータリーエンジンも熱心な愛好家がいる。発達障害も完全に淘汰されているわけではない。そういうことなんです。
少し脱線しましたが、そもそも思考回路、脳の働きのベースが違うので定型発達とまったく同じやり方でスムーズに行くだろうなんて考えちゃいけないんですよ。
その人向けに「できる」やり方をアレンジ・補助して最大の力を発揮できるようにしていくのです。
あとがき
本当に、発達障害の困りごとって千差万別すぎるんです。聴覚過敏がある人もいればむしろ鈍い人もいる。
同じ発達障害の人でも二次障害を抱えてずっと無職という人もいれば、会社で怒られながらもかろうじて就職している人もいる。
かと思えば、経営の第一線でバリバリ結果を残している人もいる。借金玉さんの言葉を使えば、バリ層、ギリ層、ムリ層です。自分はギリ層の領域にいます。
ただ、ギリ層の人間がムリ層の人間を働いていないからと言って攻撃するのは違うと思うし、むしろそれはもしかしたら自分にも起こりうることだと認識する必要がある。
言い換えれば、自分が相手に向けていた刃が自分に刺さるんです。それの切れ味が強ければ強いほど跳ね返りも大きい。
発達障害の人はちょっと環境が自分向けでなくなるとすぐに転落する可能性も十分にあるからだ。全員とは言わないが、定型発達よりその可能性は高くなると見積もるのは間違いではないと思う。
だからこそ、自分の精神・経済・健康状態が安定する場所を探すことをあきらめないことが重要なのかなということを重々感じた次第であります。
世間向きの能力でないなら、世間とは少し外れた部分で上手くいかせないか?ということも常に考えそこにコミットしていく習慣をつけるべきなんだろうなと思いました。
もしかしたら、いきなりハマって強くなれるかもしれないじゃないかということを肝に銘じて常に行動することが大事ですね。
そういう自分もなかなか行動できていなくて、いろいろチャンスを逃していた可能性があるのでいいと思ったところには動きをよくしていきたいと改めて思いました。
わさび侍のプロフィール!
はじめまして。わさび侍と申します。
このブログで取り扱うテーマは発達障害、自動車関係、科学関係が主です。
最近は減りましたが、その他社会に関する意見があったらオピニオンも書いています。
自己紹介へ入る前に発達障害の用語について少しだけ説明します。
自分の生涯を語る上ではどうしても外せないのと、初めて来られた方にも読めるような形にしていきたいと思ったからです。
ADHD:注意欠陥多動性障害。簡単に言えば、不注意(ミスが多い)、多動性(落ち着きがない)、衝動性(話に割り込む、順番で横入りしてしまう)などの症状がある発達障害。
ちなみに、多動の症状がない人の場合はHyperactivityが抜けてADDと表記されます。
多動:
落ち着きがない状態。小さい子供だといきなり走り出したり、椅子にじっと座っていられない。もっというと、本人の頭の中はそわそわしていてかなりしんどい状態です。頭の中がそわそわしているので勉強に集中できなかったりします。
大人の場合だとずっと手を動かしていたりところどころ落ち着きがないです。
小さい子の場合動き方が激しいのでずっと手をつないでいたりしないと車に轢かれる可能性もあります。
アスペルガー症候群: (1) 他の人との社会的関係をもつこと
(2) コミュニケーションをすること
(3) 想像力と創造性
に障害を持つことで診断されます。
簡単に言えば、人の気持ちを察する、空気を読む、その場にあった言動が苦手で日常生活に支障が出ているレベルの状態です。これに知的障害がある場合は「カナー症候群(低機能自閉症)」と言います。
高機能自閉症:アスペルガー症候群とほとんど一緒の意味ですが、学術的には「小さいころに言葉の遅れがある」場合に診断されます。私はこっちです。
遍歴
1989年某日 静岡県の現政令指定都市で生まれる。(1ヶ月後くらいに海沿いの田舎へ引っ越す)
1991年某日 母親の用事で1日祖母に預けられたが、そのときに多動で外に飛び出し親戚の叔父が運転する2tトラックに轢かれそうになったらしい。よく生きてたな。そして、祖母よ。ちゃんと見ていてくれ。
1992年3月 保育園に入園。あまりにもいろいろできなさすぎて同い年の女の子で「わさびちゃんの世話をするの!」みたいな取り合い状態だったらしい。言葉の遅れがあり、母親に発達関係の施設へ連れていかれる。
1994年某日 保育園から抜け出して国道のど真ん中で座り込む。大型トラックにクラクションをガンガン鳴らされる。もう一度言いますが、よく生きてたな。
1996年3月 小学校に入学。多動児なのは相変わらず。「スーパードンキーコング2」を買ってもらい、ゲームの面白さを知る。
1996年某日 公文式に入る。ここでも多動ぶりがひどい。ここでの反復学習が計算力、英語力の基礎になっている。公文式の本棚にある本棚にある科学伝記の漫画にはまる。
様々な科学者のエピソードが一覧になっている1冊で、コペルニクスやガリレイの
知識、笑える話などを知ることができた。(本の名前を失念してしまった・・。)
1998年某日 スイミングスクールへ入る。多動だけど、マイケル・フェルプスにはなれなかった。ただ、水が怖くなくなったのと体力はついた気がする。
1999年3月 デジモンアドベンチャーを知る。アニメの原点はおそらくここ。(開花はしていない)
1999年秋 学校の合宿で観音山へ行く。金太郎と桃太郎、浦島太郎のミックス劇をやる。なぜか、私は主役の金太郎で乙姫と結ばれるという大役。劇中とはいえ、人生で唯一女性と結ばれたエピソードでした。
2000年某日 ニンテンドー64にはまる。
「パイロットウイングス64」「ポケモンスタジアム」「大乱闘スマッシュブラザーズ」 「DK64」「ゼル伝シリーズ」「ゴエモンもののけ双六」「ヨッシーストーリー」「バンジョーとカズーイ」あたりなら無限に語れる。
2001年12月 クリスマスプレゼントに「ゲームボーイアドバンス」を買ってもらう。
「スーパーロボット大戦A」を友人から貸してもらい、めちゃくちゃハマる。オタクの花がつぼみになり始める頃。
2002年3月 小学校を卒業。
2002年4月 中学へ進学。部活が強制だったので楽そうな「美術部」へ入部。
顧問の女の先生がかなり美人な30代後半くらいの人でした。
私のお姉さん好きはここから強くなっていったと思われます。
2004年某日 修学旅行。シカせんべいを食べて同級生の女子に「あんたが食べるんじゃない!」と怒られる。ちなみに、ちょっとヌカっぽい味がします。おいしくはないです。
2004年冬 英検3級を受け、合格する。(公文式で薦められた)
スイミングスクールを辞める。
2004年冬 クラスの不良2人がいきなり入り込んで美術部の部室で痰を吐く。
「おいおい勘弁してくれ」と思ったら偶然部室を見た教師歴30年の
技術教師が1人で不良2人を〆た。おっちゃん強すぎ。
2005年3月 中学卒業。
受験のシーズンだが、提出物を出さな過ぎて内申が2と3の項目しかないため
私立の偏差値の低い高校の特別進学コースへ単願で受験し、合格。同時に、公文式も辞める。
2005年4月 高校へ進学。ここもまた強制だったので「パソコン部」へ入部。
エクセルの技術が少し上がった。だいぶヤンチャなやつが多かったのでちょこちょこ事件などもありました。
例としてはこんなエピソードがあります。
・クラスメイトの悩み相談のため、当事者1名+2人が授業をさぼってどこか他のところに行ってしまう(行き先は知らん)
・家庭科の調理実習中につまみ食いしようと他の学年の人たちが潜り込んでくる。
当然だが、速攻追い出された。
・PC室で取っ組み合いの喧嘩になり、PC1台を落として破損させる事件が発生
・単願で落ちたはずの後輩が遊びに来る。(彼はとび職で頑張っています)
※金髪、タメ口、私服で面接を受けに来るのはちょっとしんどいと思います。
本当はまだエピソードがあるのですが、私の口からはとても言えるような白いものではないのでこのあたりにしておきます。流石に怖すぎる。
2005年春 父親が知人からプレーステーションをもらってきた。「クラッシュバンティクー」などにハマる。そのころ、PS2が流行っていたと思う。遅れていますね。金がなかったんですよ・・・。
2005年春 地元の学習塾と高校が提携し、英語の授業だけ講師が派遣される。そのときに「お前、マジで英単語強化しろ」と言われ、アホみたいに取り組んだところ英語が分かるようになってきた。
2006年秋 修学旅行。場所はオーストラリアのクイーンズランド州(地図の右上あたり)南半球なので季節は真夏でした。クソ暑い。
2007年夏 学校に派遣された学習塾の単語覚え大会に招待され、他の進学校のやつらをぶっちぎって一番多く単語を覚える。あれはとても快感だった。
2007年秋? 生徒会長が文芸部室のドアを外してしまう事件が起こる。
なんでこんなやつを推薦したんだよ・・・
2007年某日 朝5時くらいに目が覚めたのでTVをつけたら「うる星やつら3 ビューティフルドリーマー」の再放送がやっており途中からではあるものの、オタクに目覚め始めた。
2008年 担任から勧められ、得意な化学と英語だけで受けられる公立大学を受験、合格。なお、下宿できる余裕が家庭にはなかったので地元のFラン四大へ進学。
英検2級にも合格。二次試験がギリギリで焦った。*1
2008年 Fラン理系大学(化学系)入学後、週1でパン屋のアルバイト。卒業までやったが、1度クビになりそうになった。部活は母親が茶道をやっていた影響で茶道部に入る(表千家)
2009年 大学で物理の授業中にガムを噛んでいて注意されたDQNが椅子を蹴って出ていく。偏差値の低い大学、ここまではひどい例は少ないけど「なんでお前大学来たよ?」みたいなやつは意外といる。せっかく高等教育を受けに来ているのに、何やってるんだろうなと思い、もう少しこの機会を強く生かそうと思い、もっと本格的に本を読みだすようになった気がする。
2009年 自動車免許(MT車)を取り、そこからやたら車に興味を持ち出す。MT車の操作を忘れないためにコミコミ13万円でボロいアルトの4MTを購入。そこからMT車の面白さを知ったり、いろんな本で旧車を調べる、友人とイベントへ行くなど行動範囲が広がりました。
今はトヨタのMR-Sというオープンカーに乗っており、2018年のGWに滋賀のイベントへ参加しました。渋滞にはまって家についたのが朝6時でした。
2009年 化学系の単位が15単位以上あったので、甲種危険物取扱者の資格に挑戦。一発で合格。(乙4を取って実務経験2年以上、乙種の免許4種類、化学系の単位を指定数取ったのいずれかがないと受験資格がそもそもないのです!)
2010年 「けいおん!」にハマり、そこからいろんなアニメを見るようになる。
理系大学なので自分以上のオタクがいっぱいおり、エロゲーなどの知識もつく。深夜アニメをはじめ、スパロボの影響から入ったロボットアニメ、過去のアニメも見る。
見てきたアニメリスト
「アイドルマスターシリーズ」
一番熱心に見てきた部類の物だと思います。
無印、シンデレラガールズの映画も全部見ました。
無印では三浦あずさが好きです。
デレステ(シンデレラガールズ スターライトステージ)もやっています。
和久井留美を担当しています。ルームの平均年齢が高いと突っ込まれます。
簡単なレベル26くらいの曲をギリギリフルコンできるくらいの腕前なので大したことはないです。
ゲームID:63419752
同僚になりたい和久井留美Pの方はぜひよろしくお願いします。
ミリシタ(ミリオンライブ シアターデイズ)では百瀬莉緒、桜守歌織のダブル担当です。
ゲームid:N4PUCB97
・ロボットアニメ枠
「フルメタルパニック(ふもっふ含む)」「聖騎士ダンバイン」「ブレンパワード」
「機動戦艦ナデシコ」
→スパロボばかりやっていたクチなのできちんと見たロボットアニメはこのくらいです。
知識が付いたエロゲー(やったことはない)
「姉、ちゃんとしようよ!」「お姉ちゃんの3乗(キューブ)」「つよきす」「家庭教師のおねえさん」
→実況プレイ動画を見るほうが好きです。
2011年 半導体を専門としている研究室へ入り、クロロフィルの研究をする。
(この研究室は教授がいろいろなことに興味があるため広い範囲の研究テーマがあった)ちなみに「お前、もっと人気の研究室へ入れるだろ!」と突っ込まれた。でも、私の選択に間違いはなかったと思います。マジで。
2011年 クソみたいな就活ライフ。このころから私の発達障害の特性が足かせになり始める。記憶は定かでないが、このあたりからマイノリティ雑貨店の前身である「あわわ研究所」をyahooブログでやる。
2011年 ブログのスタイルを完全にミスり、「あわわ研究所」を閉鎖。何がやりたかったのか自分でも意味が分からない感じだった。
2011年 叔父に薦められ、一般計量士の試験を受けたところ、合格。*2
2012年 ブラック企業に入社。刺青・金髪の男にトラックの中で蹴られ、2週間で退職。(幸いケガはないが、長くいても未来はないだろうなと思ったので)
2012年 しばらく遊んでいた後に家庭教師のバイトを3年やる。
エキサイトブログで「マイノリティ雑貨店」を始める。
2013年 エキサイトブログが使いにくいのではてなブログに変更した。そして2018年の今までブログは続いています。
2013年 生まれつき持っていた外斜視の手術をする。右目が外側に向いていたのがまっすぐになった。*3
2014年 はてな村という存在をこのころになってから知る。だいぶ遅い。知ったきっかけは小島アジコさんの「はてな村奇譚」。そのころから青二才ブログやイケハヤブログ、ちきりんブログ、脱社畜ブログ、phaブログを真剣に読むようになる。
2014年 親戚のおじさんの工場で仕事をもらい、家庭教師と並行して仕事を行う。少し生活が楽になった。
2014年 3月12日 ツイッターを始める。当初はすぐにアカウントを廃止する予定でいた。
2015年5月 今の会社から内定をもらう。このあたりからブログを書く本数が減ってしまう。(忙しさとかではなく、メンタル的なものだと思う)
2015年10月 問題が一気に露呈し、会社で「発達障害の疑いがあるのでは?」と言われる
2015年某日 いろいろ検査を受けたところ、「高機能自閉症」との診断を受ける。雑ながらも社会適応をする。
2017年11月末 http://tm2501.com/entry/2017/09/09/235815の記事を見た影響で「クイズマジックアカデミー ワールドエボルブ」にハマる。3か月間くらいは「ふーん」くらいに思っていたので始めていなかったが突然やってみようと思いついたのがきっかけ。
2018年1月6日 ブログにはあえて書いていないが、自分を含めて3人でQMAのオフ会を行った。そのときはだいたいqma歴1~2ヶ月くらい。
カメラで、出た問題の画面を撮る「回収」という概念を初めて知った。紹介主の三沢文也さん(CN:きこり)、社会エフェクトクイズが強いことで有名なおおはましんけん君とウェアハウス川崎で店内対戦し、2位になった。特にびっくりしたのは理系スロットの「マルピーギ」小体で単独正解を取れたこと。(自選は物理・化学)
7年もQMAをやっている熟練層にまぐれとはいえ、少しリードを取るということができた経験が今のクイズの原動力となっている。
そのあとは、なぜかカラオケでTVタックルみたいな政治討論やってたりマニアックな歌が飛んできたり、カオスな1日だったことは覚えています。
2018年1月21日 この日は記念すべき、QMA大会デビューの日です。
詳細はここの記事を読んでください。
http://zakka10wasabi.hatenablog.com/entry/2018/01/22/002112
予選落ちとはいえ、初めてで2位を取れたのはうれしかったですね。
今までほぼひとりぼっちでやっていたのですが、こういう形でQMAの仲間が増えて情報交換・先輩方にいろいろなコツを教えてもらったりするとすごく上達が早くなるんだなということを実感しました。
*1:
このあたり、優しい女の先生数人にほぼ毎日「受験嫌だ」とか泣きついていました。(お菓子貰ったり、頭をなでてもらったり。)
この経験のおかげで、女性と話していると、「その人の母性の強さ」「甘やかし方のスタイルの傾向」「包容力のセンス」 が分かるようになってきました。なお、包容力のセンスそのものはあっても活かせるかどうかはマジで別問題なんだなということも分かりました。今は全く使い道のないスキルです。
また、他の女の先生とばっかりくっついて、ご機嫌を損ねると取り戻すのが大変というあまりにもろくでもない知見も得た。
*2:
ただし、実務経験ゼロなので登録はできません。また、実際の業務を見ると全く私に向いているとは思えませんでした。メリットは環境計量士を受験する際に科目免除があるので少し楽になります。
*3:
就活で苦戦していた理由が外斜視により、どっかを見ていると思われていることでただでさえ低いい評価が余計落ちたという経緯があります。
あと、外斜視の影響かどうか知りませんが右目の視力が0.15くらいなので運転は眼鏡必須です。