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自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

発達障害当事者におすすめ! 生き方としての起業記事を見つけたぞ!

まえがき

どうも、落ちこぼれ会社員です。まともな発想ができずに社会から転落する寸前ですがとりあえず生きています。くたばるまではよろしくお願いします。本当は自分も自己流な生き方をしたいけど、とても1人で稼ぐための仕組みとかができている状態ではないのでやっていく必要がありますね。

今回は「発達障害が生きるための手段としての起業」をベースにお話を展開しているアツシさんの記事を紹介していきたいと思っているのでよろしくお願いします。

ひとつ言っておくと、アツシさんの生きてきた会社員の環境がよろしくなかったようなので、割と会社員の生き方を否定していることはご承知おきください。

 

記事元紹介

https://起業.jp/category/atsushi/

こちらがアツシさんの記事です。ここの「デジタル起業」さんには同じく発達障害でビジネスを展開している借金玉さんの記事もあるのでぜひ読んでいただければなかなか勉強になることが多いかと思います。

 

超おすすめ!ベスト5記事

ここのところではアツシさんの記事を読んで個人的に自分が好きだ!と思ったものを勝手にランキングしてそこにコメントをします。

(アドレスが埋め込みでないのは、仕様のようですね・・・)

第5位

6-発達障害者の成功の秘訣は成功体験の積み重ね!社畜よりも起業が向いてる理由 - デジタル起業の教科書

なかなか難しいが、成功体験を積み重ねるということは発達障害の人が強い部分を出していくうえで確かに欲しいプロセスであることは間違いない。

それはなぜかというと、自信を持つことで経験値と行動を重ねるきっかけになるから。

物事の習得は勉強、経験、再試行のプロセスがあるが自信を無くして行動しなくなると経験のところで止まって何もレベルが上がらなくなる。

第4位

10-発達障害に社畜は難しい。だからこそ起業や独立に逃げていい - デジタル起業の教科書

ちょっとタイトルが「ん?」となる部分があるが、要は選択肢として選べばいいよと言うような感じだ。起業というとえらくごっつい会社を想像する方もいるだろうが、一番小さい規模で言うならノートPCから打つ文章だけでお金を稼いだりすることも広義としての起業だ。会社員も社長も本当は向いていないけど、チームプレイじゃないだけ社長の方がマシみたいな発想もありではないですか。

 

  第3位

1-社会人で上手くやれなかった発達障害を持つ僕が一人で稼ぐことを選択した理由 - デジタル起業の教科書

 アツシさんの記事のスタートとなるものだが、発達障害者が持つ感覚の中では共感できるものが多いのではないだろうか。

 自分が苦労と感じることは「人並み以下」

この経験から思った事は、自分が苦労していると感じていることは、実際は全然大したことが無いのではないかなと

世の中で凄い実力を出している人は、周りから見ると異常とも思える努力をしている様に見えるかも知れませんが、当の本人からすると「出来るからやっているだけ」ということが多々あります

お金に繋がる・繋がらないは別にして、僕が「これが一番わかりやすい例」じゃないかな?と思うのがゲームの世界

多分これを読んだことある人は、時間を忘れてゲームに熱中した事があるような人じゃないかなと思いますが(ゲームに熱中したことの無い人は別に熱中したことなら何でも良いです)、周りから見ると異様に見えても自分からすれば「好きだからやっている」

苦労したとは微塵も思わないけど、振り返ってみると他の人間より出来ているという経験が、誰にでもあるのではないでしょうか?

これ、もう少し説明します。

 

解説:発達障害当事者の社会人難易度について

 

「社会人をやること」は世の中で当たり前にできる・訓練すれば何とかなるみたいなことになっている。しかし、発達障害当事者にとってはその当たり前とされていることが脳の特性で毎日オリンピックに出ることのような気概で臨むことになる。

その対策をしているうちにだんだん頭の負荷が大きくなりすぎて対応できなくなりドロップアウトするというのが王道パターンだ。

もっと言わせてもらえば、発達障害レベルの「苦手」というのは初期値の時点で他の人が努力する必要のないことまで努力させられていることになる。

 

第2位

27-発達障害の一芸に秀でる能力は壊滅的に社畜の適正が無いから諦めろ! - デジタル起業の教科書

これは首が千切れるほどに上下したくなるレベルで同意した。

よくWAIS-Ⅲなどを受けると言語性IQと動作性IQの乖離(ディスクレパンシー)が高く出て「ああ・・・得意不得意の差がパねえわ」みたいなことになるのはよくあることだ。ただ、これをそのまま会社員の生活に持っていくと確実に不適応を起こす確率が高い。

特にこれから引用する場所が社会生活を送っていくうえで問題となる部分だ。

 

  

第1位

22-発達障害者はいつ本気を出せるか不安定。働く時間を自由にすべき理由 - デジタル起業の教科書

自分もかなりそういった部分があるので、かなり同意できる。成功するためには常にコンディションを良い状態に持っていくことは必然だ。考え方としてはプロスポーツでも取り入れられる。もちろん、発達障害対策とはメソッドが違うが本質は間違っているとは思えない。

そういった合理的な理由があるということで、ナンバー1の記事とさせていただきました。

 

発達障害がある者のONスイッチはいつ入るか分からない?

僕自身がそうですが、調子のいい時間帯というのはいつ来るか分かりません

たまたま8時から17時の間に調子が良かったり、日中が駄目でも夕方から急にやる気が出たり、普通は人が寝ている時間に急に頭が冴えてくるなどなど

しかも調子が良くなる時間帯がある程度分かれば対策が出来るのですが、日によってバラバラなのです

1時間ほどでスイッチが切れたかと思うと、3日位ぶっ続けで調子がいい時があったりするので、短時間でも長時間な軸で見ても、いつくるかわからないのです

社畜という生き方では、多くの人が8時~17時が就業時間で土曜日と日曜日が休みという形が一般的ですよね

この働き方の場合、昼間がダメダメなのに夜中に調子が良くなっても困ります

むしろ夜中に調子が良いと、その後は頭が冴えて寝ることが出来ないので、翌日の日中がフラフラになる事も珍しくありません

そうなると、決められた時間通りに一定の成果を出すという社畜な働き方では、本来の実力を発揮することが不可能になってしまうのです。

 

その通りですね。自分も風呂に入ったあと1時間くらい経った夜0時~1時くらいがものすごくスイッチが入るのだが、これやると次の日の仕事がだるい。

朝8時に会社にいくということは、準備やらなんやらで朝6時くらいには起きないといけない。もうこの時点で寝る時間も決めなくてはいけないというのが最高にコンディションを調整するという意味では無駄になってしまう。

夜10時くらいまでに調子が出ればいいのだが、たぶんそれを期待すること自体が無理な気がする。もっというと、仕事なんかで疲れさせられること自体が無駄という結論になってしまうのが厳しいなと思い始めた。

生活できる手段さえ見つければ、規則正しく生活しないほうが調子よく成果を出せるほうがいいのかなと思った。医学的にどうこう言われるとまたそれは別の問題になってしまうので、本人が一番よく生活できることが大事なんだろうなということをこの記事で深く実感した。

 

あとがき

どうしても会社員という働き方では心を病んだりしてしまう方が当事者の中には少なくないので、選択肢としてこういった発想や生き方を見つけることを考えていくことは大事だと思う。もちろん、自分はアツシさんのように「発達障害は起業に向いている!」とはまでは断言する立場ではないし、そのあとの責任も取れるわけではない。

それゆえ、この記事を見てどう動くのか?というのはこの記事を読んでいただいたみなさまの判断で最善だという選択肢を選んでいただいた方がいいと思います。

「まだ俺は頑張って会社員やって様子見る」でもいいし、「もう無理だ!死ぬ前に逃げ出そう!」となればそれはあくまで一つの答えです。

それで後悔した場合もあるでしょう。だが、もう一つの選択肢を選んだとして本当に幸せになれるのか?というのは分からない。

なので、もう一度言いますが「あくまで選択肢を広げて物を見よう」ということでダメになってしまうよりはましだという発想でこういった道を考えてはどうか?という話を自分は展開してきたつもりです。

 

おねえさまが主人公のプリキュア、見たくないですか?

 

【まえがき】

注意事項

だいぶ偏った記事なので、「お、おう・・」と感じた方はお下がりください。

自分でもかなりやばいと感じているので、万人向けだとは1ミリも思っていません。

続きを読む

機械の模型教材を見るのが好き

今日のところはダラダラした雑談をしていく。

 

【車の模型教材、ずっと見ていられる】

これは、あまり人に共感されないんだけど「仕組みが見えている」ことってすごく好きなんですよ。透明のアクリル板の向こうで、シフトレバーを動かした際に中でギアが動いている。

でも、実際本物でやるわけにいかないじゃないですか。もっというと、ミッションの部品とかって、強度の関係で金属でできているから透明にできないしなにしろ分解した時点くっついている部品がとれちゃう。

だからこそ、模型で動いている様子を見たい。

割とありそうなものから紹介していくとこんなものがある。

 

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スターリングエンジンキット DJ-0251
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これは、潜水艦のエンジンに使われるスターリングエンジンというものだ。

原理としては、アルコールランプなどでシリンダを熱するとシリンダ内の空気が熱膨張を行う。ただ、エンジンは上死点、下死点があるので、膨張できる体積には限界がある。そうしてシリンダの加熱を止めると冷却が始まりシリンダが元の位置に戻る。

この繰り返しで動力を得る。要は、これ燃料がいらないのですよ。

実際は1つのピストンだけで行うのは熱いシリンダと冷却シリンダの2つを使用して運用されている。その様子を間近で見られるのがこういった教材なのだ。

自分はこの模型が動いている様子を見たことがあるが、燃料がなくても動くというのは本当に感動する。ただし、これは力がなさ過ぎて自動車などで実用化するのはしんどいのが実際だったりする。

値段を見てもらうと分かるが、小さくてもべらぼうに高い。

 

【もっとマニアックなものは専門店がある】

クラッチと変速機 - ユニバース HP

自分が一番欲しいなと思っているのがこれだ。

電源100Vで常時かみ合い式のギアがグルグル回る。

大きさが440×120×360mm なので、若干部屋に置くにはでかい。

クラッチレバーも動かせるのでクラッチを切った状態(≒動力が切れている)も一目瞭然だ。

ただ、このHPを見る限り値段がどこにもないのでもしかしたら自分のように個人で買いたいなんて思っている層には売っていないのかもしれない。

マジでこれを部屋のインテリアとして欲しいんだけど、結婚したら間違いなく怒られそうだ。

サードプラネットOZ浜松でQMA オフシーズン大会に出場しました。

サードプラネットOZ浜松のみなさま、本日はありがとうございました。

参加させていただいたわさび侍と申します。以後お見知りおきを。

QMAでは「わさびZ」でやっています)

サードプラネットOZ QMA オフシーズン大会のレポートとして書かせていただきますのでよろしくお願いします。

 

【大会の概要】

今回の大会は、このようなレギュレーションで開催された。

(2戦保障)

勝ち抜け方法 予選惜敗率 

準決勝上位2名ずつ 決勝一発勝負 縛り     

同一ジャンル再使用禁止

 

定員が20名だったのだが、集まったのは自分を含めて9名。

QMAの筐体は4つなので、1つ余ってしまうことを防ぐために1人ダミーの人を置き、名目上4人プレイをできるように大会を行う。

(ただし、ダミーには条件があり「ノンジャンルのランダムの星5を開放していること」がある)

だから、その人がいくらMAXで勝とうが負けようがカウントされることはない。

 

【予選1回戦】

 

 予選1回目、メンバーは、たけざわみぎわさん(ごこうゆらはさん)、ユッキーさん、自分。

なお、ダミーとしてミスマルユリカさんがエントリー。

※ごこうゆらはさんは、大会時には「たけざわみぎわ」名義で出場しています。

作戦としていきなり切り札の「理系/物理・化学」をぶち込むことにした。

なぜかというと、レベル的に予選敗退するだろうということを予想し「それならもう最初から予選で暴れておいた方がいいよな」ということを考えたからだ。

失敗に終わったんですけどね。ドンケツになりました。

惜敗率0.698(=69.8%)なのでぶっちゃけかなりボロボロです。

おそらく、スタートの幸先自体は決して悪くなかったと思う。

今の実力で物化のhardレベルでここまで点数を上げられることは少ないので及第点だったとは思うが、どう考えてもゆらはさんの出したライフスタイルのスロット、ユリカさんの出したノンジャンルでだいぶやられました。

何がひどいって、ノンジャンル全滅ですよ。そりゃ無理です。せめて1問くらいは正解しておきたかった。

ユッキーさんの出した歴史は正直まったく自信はなかったのだが、思ったほど悪化するような状態にはならなかった。

 

【予選2回戦】

2回目のメンバーは、にたにひであきさん、ちょうドSじょしさん、自分である。

ダミーとしてふじさわますみさん(シウスさん)がエントリー。

なお、シウスさんは本大会の主催者です。

これは正直、自分でもびっくりした試合である。

結論から言うと2位を取ることに成功した。

大会のレギュレーションとして、「同じジャンルの再使用禁止」というルールがある。

そのため、もう最強武器である理系は捨ててしまったことになる。

自分が理系以外で使うとしたら「社会4択」、「ライスタグループ分け or 4択」、「文系その他」が有力候補となるのだが、前の2つは割と使用者も多いし、特にライスタは自動車以外の問題が来た時が非常に怖い。

そこで自分が考えたのは「あまり使われないジャンルにしたらどうだ?」というところを使い、文系その他を選択したのが功を奏した。

まだ星3つしか空いておらず、normalで勝負することになったのだが人気がないジャンルで慣れていない人が多いのか、思ったよりにたにさんに点数を稼がれなかった。

(本当のことを言えば、シウスさんとちょうドSじょしさんのがダミー役が逆だったら自分の文系その他の効果で惜敗率で1位になれたかな・・・)

 

あと、社会は4択である程度鍛えて星4を出していたため意外と対応できた。エリーザ先生の特訓が割と役に立った気がする。

ただし、流石にちょうドSじょしさんの出したサッカーは自分にはあまりにも強烈すぎた。ちょうドSじょしさんの武器は野球とサッカーなのだが、特にサッカーの正解率がシャレにならないほど高いうえ、解答も素早い。

完全にサッカーが1ミリも分からない僕にはしんどかったですね。

女子ということを除けば、完全に名前負けしていませんでした。

しかも彼は文系その他の分野もしっかり解答していたので、自分との差が100点近くあり惜敗率が0.670(=67.0%)まで引き下げられてしまった。

やっぱり、もう少し弱点も強化しないと今回みたいなことに対応できないなと痛感した。

 

【わさびさん、予選敗退しました】

1回戦の惜敗率69.8%

2回戦の惜敗率67.0%

これはちょっと厳しいですね。予選で落ちたので、あとは観戦専門。

自分の視点からでは分からないことが多すぎるのでミスマルユリカさんのツイートを拝借して実況をしよう。

 

【準決勝戦

メンバーは、ユリカさん、リシアンサスさん、ちょうドSじょしさん。

ダミーとしてごこうゆらはさんがエントリー。

出題形式は、ユリカさんが「理系ランダム」。あと2つは「アニゲグループ分け」「アニゲエフェクト」だが、どっちがどれを出したのか忘れました。

ごめんなさい。

さっきまであれほど自分をサッカーでフルボッコしたちょうドSじょしさんが

苦手分野でやられていた。

しかも、アニゲがダブルというのは苦手な層にとってはだいぶしんどいのではないだろうか。割と得意な人でもマニアックな部分まではカバーしきれないことが多いし。

あと、自分はユッキーさんのプレイをずっと見ていましたが野球分野でめっちゃ無双していました。確か、全問正解だった。彼への対策としては理系分野が非常に効くので予選の理系大暴れ作戦は間違っていなかったような気がする。

 

【決勝】

メンバーは、ユリカさん、リシアンサスさん、ユッキーさん、ゆらはさん。

決勝のため、ダミーはなし。

ユリカさんが「アニメ・特撮」、リシアンサスさんが「ライスタグループ分け」、ユッキーさんが「社会エフェ」、ゆらはさんが「文系並び替え」

この戦い、ぶっちゃけユッキーさんにはだいぶ不利な戦いだったと個人的には思う。

というのも、彼の得意分野は「野球・サッカー」の両刀使い。

特に野球がやたら強く、分類分けとかになると瞬殺でかかってくる。

だが、まさか決勝まで進むとは思っていなかったらしく野球の次くらいに比較的使える社会分野で勝負することになってしまった。

リシアンサスさんはライフスタイルが異常に強い。小説などの題名・作者などが好きなので、ライフスタイル単体で来た時に一番怖い人なのだ。自動車関連でなんとかならないの?と思うかもしれないが、問題量としては彼の得意分野の方が多く出るため、実はそんなに対策しにくい。

G1大会準優勝の称号を持つユリカさんの得意分野は「理系全般」と「アニゲの特撮」。

完全に自分の上位互換です。理系分野もさることながら、おっかないのは特撮分野。

エフェクト系の特撮問題はピンクの文字がはっきり移る前にすべて打ってる。怖い。

あと、「ロボ・メカ検定2位」という実績もある。

 

今回優勝したゆらはさんの得意分野は「文系学問」「社会」「アニゲの特撮」

彼もめちゃくちゃ強いです。

正直、ユリカさんのほうに注目しがちだったので実はそこまでよくプレイを見ていなかったのだが、決勝戦でちょうど得意な分野にあたりまくり、ユリカさんが落とし気味だった社会のエフェクト問題を拾っていた。

 

【あとがき】

オフシーズンの店内大会とはいえ、ソロでやっているのとは全く違う感覚がある。

東京などの戦いだともっと強いメンツがそろったり、もっと人数の規模が大きかったりするそうなので今行ったらしんどいだろうなって気分になっている感覚はある。

完全にソロだけではできないようなアドバイスを聞いたり、あとはこういった場数を踏むことでクイズに対するメンタルを鍛えたりできるのはすごく大きいなということをとても感じた。

やはり、慣れていないと分かっていても答えが思い出せなかったり、打ち間違えたりが合ったりするがそれもメンタル面を慣れで落ち着かせることにより改善していくんだなということを実感しました。以上です。

今後とも、一緒にQMAをやらせていただく機会がありましたらよろしくお願いします。

QMA・生活で使える理系知識の伸ばし方

【まえがき】

この記事、実は青二才氏こと三沢文也さん(@tm2501)のリクエストをもとに作っております。

自分はQMAで理系分野をゴリゴリ開発し、とりあえず金色の鎧のおっさんことウィーズ先生をナビ役として駆り出すことに成功した感じのひよっこ理系プレイヤーでございます。

(なお、三沢氏の得意分野は野球・社会分野。ちなみに自分はどちらも強くない。)

 

なので、今回のコンセプトとしては自分の知識も整理しつつそこまで理系ガチ勢向きじゃない感じの人がどうやったら理系科目に興味を持ってもらえるか。また、QMAの理系に使える知識を提供していきたいなと思い、作ってみた次第である。

5選みたいな感じにしてもよかったけど、正直網羅しにくいので書きやすい形で書くことにしました。実際、知識というよりは「知識を伸ばすコツってなんだ?」というものを主に書いています。

 

【理系で勝てない?歴史が得意なら地学から勉強しようぜ】

 理科教育って大雑把に分けると、化学、物理、生物、地学がある。

化学:物の成り立ち、反応などを学ぶ。

物理:自然現象を数式という言葉で記述する。

生物:生き物・植物の生態、体内で起こっていることを学ぶ。

地学:天体、天文、地盤、地震などで起こる現象や名称を学ぶ。

すごく雑な説明であれなのだが、便宜上こういったくくりでまとまっている。

おそらく、中学まではこの4教科を学ぶのだが高校教育の理科は基本的に地学を履修する高校は少ない。実はこの地学ってQMAの穴場なんです。

何を隠そう、自分も理系の中で「天文、地学」は化学・物理・生物に比べると弱い。だって、中学以降碌に学んでいないんだから。

せいぜい、大学の地球科学の講義を履修した程度だが、あれを時系列で勉強するためには歴史の覚え方の感覚が必要になってくる。地質学関係の学び方見てたら、あれどう考えても歴史っぽい。

古生代三葉虫が絶滅したのと、1582年に織田信長が本能寺で自害したことを覚えるという動作、何が違うんですか?

逆に言えばですよ、文系だと思う方はひたすら日本史・世界史の覚え方の感覚を地学分野に応用するといい。

あとですね、天気関係はどうしても理解が欲しくなってくるのでそのあたりは理系の雰囲気に慣れてからでもいい。

そして地学やってると理科という学問で分けている以上,化学や生物の分野を無視してはいけなくなってくる。

そこから化学・物理などの基盤を固めていっても悪い選択肢ではないと思う。

どうしても苦手だなという感覚があるならば「競争の少ない地学から始める」という選択肢もある。あと、QMAは妙に地学とかの問題が多くてたまにやられるので組み合わせ次第では得意分野のはずでもスカるなんてことが結構あるのだ。

QMAを見る限り、理系が強い人はマジで地学落とさない。

 

【決してマネしないでください。】

 理系学問を楽しく学ぶバイブルを紹介しましょう。

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 この本はガチでおすすめです。全3巻まであります。

個人的には「なんで3巻で終わるんだクソが!」ってなるくらいには良書です。

内容をきっちり理解するとこんな話ができるようになります。

この知識、ここから引っ張ってきているんですよ。でも、専門的なだけだったら入門者に勧める本として自分は絶対に勧めない。

「ガチ理系コミュ障の掛田くん(おそらくASD傾向強い)が学食のお姉さんに恋をするところから始まる物語」だから、なんというか東京工業大学あたりでやるとマジでネタにならないような感じの雰囲気の本なんですよ。

うまく言い換えるなら「科学者の伝記を単行本サイズの漫画にしたらこうなった」

しょっぱなから東工大の雰囲気マックスな風景がこちらです。

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ただ、こんな頭がぶっ飛んだことばかり言う本ではなく、抑えるところはしっかり押さえている。ここら辺はQMAでそのまま使えそうな感じだ。

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マニアックな知識もあるけど雰囲気はだいたいこれらの解説と同じなんでそんなに難解な感じはないと思う。

あまり見せすぎてしまうのもあれなので、今回はこのあたりにする。漫画で学べる歴史の本って結構あるんだけど、科学系の伝記の漫画って割と少ないんですよ。もしかしたら自分の探し方が下手なだけかもしれないのでそのあたりは精進するようにしよう。

(エリーザ先生に毎回「精進なさい!」と怒られてばかりいるので)

 

【生活と科学をつなげてみる】

QMAとは多少毛色が違うが、一応足しになりそうなことを補足。

例えば、「なんでマッチは火元がないのに箱の横側にこするだけで火が付くんだい?」なんか典型的で、そういった日常の疑問というのはすごく物事の理解を助ける。

これは意外と知っている人も多いかもしれないから言うと、マッチ箱の側面(側薬という)には赤燐という物質が使われている。マッチの先(頭薬という)には塩素酸カリウムという酸化性の強い物質が使われており、赤リンのような還元されやすい物質と強く反応する。

そういう物質同士の摩擦をすることで、熱が強く発生し260℃以上の熱となって赤燐が発火する。そこからマッチの頭薬や木の本体に燃え移る。燃えやすい物質がなければ温度が高くても燃えないのだ。

補足をすると、頭薬は塩素酸カリウムだけでは燃えないのでそこに松脂などの可燃物を混ぜてあるのだ。塩素酸カリウムは第1類の危険物(酸化性固体)に指定されているが、あくまで酸化剤なので物質そのものは燃やさないが、他の物質の燃焼を助ける作用がある。

マッチには燃焼の3要素「可燃物」「酸素」「点火源」が成立している。

 

可燃物→赤リン、頭薬(酸化剤+松やになど)

酸素→空気中の酸素もあるが、今回は酸化剤として「塩素酸カリウム」が酸素の助燃作用としての働きを行っている。

点火源→今回の場合は、頭薬と側薬の摩擦による反応熱。こすった時にできる反応熱により赤燐が発火するのが点火源。

 これの3つを理解すれば、「なぜ、マッチを水にぬらすと火がつかなくなるのか?」を説明できる。

 

マッチをうっかり水でぬらすと頭薬の塩素酸カリウムが溶け出して赤燐との酸化還元反応ができなくなる。そうすると純粋な摩擦熱だけで赤リンを発火させることになるのだが、それでは明らかに熱量が足りないため赤燐が発火できる温度に達しない。それゆえ、点火源がなくなり、火がつかないポンコツマッチになってしまうわけだ。

 

逆に言えば、この3つの要素のどれかをなくせば化学工場などで火災を予防できる。

うっかり静電気をトルエンに飛ばしてしまうと蒸気に引火してドカーンなんていうのは事故の例としては少なくない。

釜などでトルエンをぐるぐる撹拌すると、セーターをこすった時のように静電気が帯電する。

大きなエネルギーのある静電気は火元とほぼ同義なので室温で引火するリスクのあるような溶媒を撹拌したりする際は窒素などの不燃性ガスを使って酸素濃度を落とすようにしているのです。可燃物を取り去ることは現実上、難しいので酸素をなくすようにするというやり方で行っている。

まぁ、これは完全に危険物取扱者とかで使うような知識ですが意外と知っておくとセルフのガソリンスタンドでタバコを吸う行為がどれだけヤバいのかがよくわかると思います。

 

【あとがき】

本当はもっとやってもいいのだが、変な方向に行きそうなのでこのあたりで終了する。

QMAで楽しみながら得た知識は生活にも使えるし、逆もまた然りである。

ただし、QMAという競技そのものに特化しすぎると目指したいものが何か違ってくる気がするので、ガチでクイズ競技者になりたいのかうまく知識を運用したいのかをしっかり見極める必要があるのかなということを途中、少し考えました。

ガチに遊びながら知識を学ぶというのは、あまり日本の中で好まれている気がしないのですが、どのみち日本の社会にろくに適合しているわけではないのでそんなこと無視しながらやっていきたいと思う。 

QMAデビューをしました

【まえがき】

あけましておめでとうございます。

ここ最近ろくに記事も書いていませんが、今後ともマイノリティ雑貨店をよろしくお願いいたします。

 

QMAをはじめたきっかけ】

ぶっちゃけ、QMAというゲーム自体があるのは知っていた。

知っていたけどそこまで興味なかったのでやったことがなかったというのが本音。

きっかけはこれなんです。

【なんでお前、ハマったの?】

結論から言えば、異常に知的好奇心を刺激するゲームだからだ。

自分は「理系」のジャンルが得意なため、例を理系の問題で出題しよう。

(もっというと、一番得意なのは化学分野だが、そんなピンポイントには出てこない)

理系学問[並べ替えクイズ] | LiD.

Q.2012年公表の「第4次レッドリスト」で絶滅種に指定された沖縄県に生息したコウモリは○○○○○○○○○コウモリ?

 ちなみに答えは「ミヤココキクガシラ」コウモリだ。

こんなの、普通に生きてるだけじゃ分からねえよ!「知るか!」って問題がアホみたいに出てくる。自分が趣味でレッドリスト(絶滅動物のリスト)の本をガチで読み込んでいるとかそういう人じゃないと一発で出てこないし、読んでいても一般的な動物名じゃないから気にも止めないことが多いだろう。

たぶん、大学で生物関係やっていてもこんなの知らない人なんて大勢いると思う。

 

正直、自分は結構マニアックな知識持っていると思い込んでいた。しかし、そんな幻想をQMAがだいぶ打ち砕いてしまった。たぶん、この問題集を極めていろんなところに応用すればかなり博識になれることは間違いないし、頑張り次第によっては自己流の授業としてのネタにもなる強いゲームだ。

(ただし、車関係・発達障害関係が多くないのでそこまで無双できないけどね)

 

弱い・強いはあるだろうけど、自分がどんどんいろんなことに詳しくなっていくのって面白いんですよ。苦手なジャンルもたまにやると自分の中の常識外だったことも実は常識だったみたいな認識を持てていく。

ただ、よっぽど記憶力に自信がないとガチで上位層とかち合うのは厳しいのでクイズで学んだ問題の背景知識の習得も一緒にやっていくことをお勧めする。

 

【ひとりごと】

QMAにはまったのはいいんだけど、もう少し自分の家から近いゲーセンがあると助かるなぁと思う。一番最寄りで車で20分のため毎週土日いくにはちょっとしんどい。

 

MT車、渋滞はこうしてクリアせよ!

MT車って渋滞で大変じゃない?】

まず、MT車を選ぶうえで悩んでいるのはこの質問だと思うのでピックアップしました。

自分なりの結論から言えば、「きつい上り坂の渋滞はきついけど、それ以外はなんとかなる」というのが答えです。では、どうすればもう少し渋滞を楽に乗り越えられるか?という話を進めていきたいと思います。

なお、これは強化クラッチなどではなくあくまでノーマルのMT車を前提としてお話をしています。また、エアコンをあきらかに通常用途外で利用しているためそのあたりもご理解の上お進みください。

 

【アイドリングだけの力で車は動かせる】

車間を空けぎみにして1速でクラッチをつなぎます。そのままアクセルもブレーキもクラッチも踏まないでください。「アクセル踏まないとエンストするんじゃないの?」という声が上がりますが、しません。

自分はこのペダルを一切踏まないでアイドリングだけで進ませることを「クリープもどき」と勝手に命名しています。

原理としてはエンジンが回っていて、その動力がクラッチを通して車輪に伝わります。

車が動くためには車輪を動かすだけの最低限のトルクがあればいいんです。

そして、1速ギアは一番ギア比が低いため車のタイヤを動かすトルクが低回転領域でも出せる。

ウソだろ?と思うならば、広くて誰もいない道で5速ギアでアイドリングで走ってみてください。もちろんいきなり5速は無理なので1速から順にあげ、時速20km程度(軽トラなら時速10キロくらい)で超スピード変速でギアをいれてクラッチを離してみましょう。そのあと、絶対にアクセルを踏まずアイドリングまで回転が落ちるのを待ちます。

そうすると車のギア比にもよりますが、1速ではアイドリングでクラッチを離してもエンストしない車が5速のアイドリングではガタガタいいながらエンジン回転数が落ち最終的にはエンストします。これがギアから発生するトルクの違いです。

そのため、ひどい渋滞(時速10キロ以下)はうるさくても無理やり1速で走ったほうが楽です。アクセルを離した際、低いギアではエンジンブレーキが強くかかりますが、それアクセルワークをしっかり学ぶことで対策できます。

また、最近はオートマ車が多いため追突防止のためにも停止・強い減速時のブレーキランプは点灯させておくのが良いです。

そしてだいたい20キロくらいまで渋滞のスピードが上がるようになってから2速に入れるとつらい渋滞がだいぶ楽になると思います。

なお、スープラのようにトルクがすごくありクラッチも重い車の場合はアイドリングの進むスピードをが速いことを考慮しながらそのタイミングを遅らせるようにすればいいのではないかと思います。

【応用編:坂道の上り】

「坂道の上りの渋滞」は少し難易度が上がります。

この場合は平地よりもわざと車間を取ります。なぜかというと、上り坂の上がり分が抵抗となってアイドリングのトルクではエンストもしくはエンジンに負担がかかるレベルの低回転で進むことになるため、進み過ぎない程度に弱くアクセルを踏む必要があるからです。アクセルを弱く踏んでいる状態はアイドリングよりも細かい調整がききにくいです。

 

【エアコンは冷暖房以外にも使える】

クラッチをつないだ後、アクセルを踏まないで坂道を登りたい場合は裏ワザとしてエアコンを使うという手があります。平地でやるとアイドリングが上がってクリープもどき状態の速度が上がってしまいますが、坂道ではのぼりの抵抗でトントンとなるためちょうどいい感じになります。逆に言えば、平地でゆっくりクリープもどきをやりたい場合はエアコンをOFFにする必要があります。エアコンがないと死ぬ可能性の高い夏場は車間を多めにとるのがおすすめです。

ただし、発進時は負担がかかるのでクラッチをつないでからONにすると楽です。

エアコンは冷暖房だけでなく、アイドリングを調整して速度調整にも使えるなにげに便利なアイテムだったりします。なお、同乗者に変人扱いされても責任は取りません。

あと、ボロい軽自動車のノンターボ限定ですが、力がなさすぎることを利用して1速のクリープもどきの状態でエアコンを使うことで負荷がかかりオートマのクリープよりゆっくりなスピードで巡行できます。

この状態は一切ブレーキを踏まなくてもものすごくゆっくり走るので車間を少し開けていてうまくいけば一切止まらずに行くことも可能です。使い方はいびつですが、トラックの排気ブレーキのイメージです。ただし、このクラスのポンコツでは上り坂のエアコンは即失速するのでおすすめはしません、ガタガタいって遅いだけです。

アイドリングは上がりますが、それ以上に持っていかれるパワーが多すぎることが原因です。

 

【トルコンはすごいパワー】

AT車が楽というのは、トルクコンバーターの構造上勝手に起こってしまうクリープ現象をうまく使っているんだなって気がする。ただ、その構造はやたら車間を詰めるためにあるものではない。やたら車間詰めてブレーキを短い間隔でパカパカやる人がいるが、それだけトルクがあるから抑えなくてはいけないということだ。

あれを目の前でやられると車間がやたら狭まり、不要な変速やブレーキ操作を強いられる。オートマですらクリープを使っていたのに急に前が詰まるのは結構やりにくいものがある。

とくに友人の父親がレクサスLS460に乗っているが、この排気量クラスになるとクリープがめちゃくちゃ強いという話を聞いているため結構な頻度でブレーキを踏まないといけないらしい。

【トルコンは便利。車間は取ろう】

逆に言えば、クリープの弱い車種は坂道発進で落ちる可能性だってあるわけだ。実際、家の1800ccティーダもかなり急坂のところでは落ちた経験がある。

トルク増幅効果を利用することでクラッチを踏まなくても進めるのは大きな進歩だ。流体を使ったクラッチは直接金属板をつなげるよりは滑らかになる。ただし、楽チンの意味を勘違いするとそれは大きな凶器となる。

そのため、オートマやマニュアルにかかわらず、渋滞時は意識してある程度車間を取っておかないと坂道発進で落ちたり追突された時の被害だって大きくなる

特に渋滞時は同じ風景が続き、周りの車の注意力も落ちやすい傾向にある。また、車間が短いということはそれだけ危機回避における時間も短いし、対応も難しくなる。

そのことを頭の中に入れて、渋滞を進むことを心がけていった方がよいのではないかと自分は思った次第です。