マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

はやてとゆうこ 10話

もうっ!迷っちゃったの?みんなのことが知りたいならここを見なきゃ駄目だよっ!

知人から頼まれた草刈り機の修理を行うたかひさの横で、はやてはその様子を見ていた。
安全のため、作業場所は外で行っている。

はやて「草刈り機のエンジンって小さいんだなぁ・・・」
作業しているたかひさにははやての声が聞こえていない。つぶやいたと同時くらいに、ゆうこがやってきた。

ゆうこ「やっほー!はやてちゃん!たかひさ君は何を修理しているの?」
はやて「草刈り機のエンジンだってさ。車のエンジンより小さい。」
たかひさ「できた。あとは草刈り機に組めばいい。さて、本体を部屋に置いてきてしまったので
      取りに行こう。」

ゆうこ「ところで、これ排気量いくつくらいなの?」
はやて「25ccだってさ。小排気量だと高回転になるんだよなぁ・・・。」
ゆうこ「う・・・すごい悪臭・・・そして、あれはしのぶの車・・・」
はやて「でっけぇ。ハイラックスサーフディーゼルの音はすぐに分かるな・・・」
ゆうこ「そんなことより、車の窓の中から臭っているのはなんなの・・・?」

車からしのぶが降りてくる。

はやて「体が危険と感じる臭いだ・・・・」
しのぶ「おっす。ゆうこ、試作品のシチューを作ったのだが、かぁくんがすごい嫌がってるんだ・・・」
ゆうこ「とりあえず、その鍋を車の中に置いてきてからにして・・・倒れそうよ。」
しのぶ「う・・やっぱりそうか。車の脱臭を行う必要がありそうだ。うわ!」

足元の石につまづき、その場に転倒するしのぶ。シチューが少しこぼれ、
はやての顔とエンジンにかかる。

ゆうこ「ちょっと!?はやてちゃん!起きて!気絶してるわ・・・」
しのぶ「おい、はやて!しっかりしろ!火傷していないか!?」

突然のことにあわてふためく。
そして、草刈り機の本体を取りに戻ってきたたかひさが叫ぶ。

たかひさ「なんてことだ!エンジンが汚染されている!」
ゆうこ「あああ!!しのぶ!これ、たかひさ君が仕事で頼まれていたやつよ!?」
しのぶ「たかひさ!すまん!」
そして、はやてが目を覚ます。気絶から立ち直ると、状況を判断し始める。
はやて「うはぁ・・・俺は気絶していたのか。公害だよこれ・・・」
しのぶ「公害とはどの面が・・みたいなことを言いたいが、立場上言えるはずないな・・」

???「みんな、こんにちは!おなか減ったからガソリンとエンジンオイルの混合物ちょうだい!」ブルン
はやて「やぁ。エンジン君。言葉を覚えたのか、すげえ。」
ゆうこ「うそでしょ!?ちょっとはやてちゃん、何平然と会話してるの!」
はやて「気付かなかったわ。」

たかひさ「エンジンが会話するなど、非科学的かつ恐ろしい事実だ。だが、これでは知人に返せない。
      どうすればいいのだ、しのぶ殿?」
しのぶ「すまない、たかひさ。だけど私にはどうしようもできないぞ!まさかシチューがかかったせいで
     エンジンに魂が入りこんだとか・・・」

はやて「そうだ、ゆうのインプのエンジンオイルに添加すれば喋るようになるんじゃね?」
ゆうこ「そのかわり、はやてちゃんを喋れないようにそのお口を縫ってあげよう♪」
はやて「やめてくださいしんでしまいます」
しのぶ「くだらねえ夫婦漫才やってねえで、この状況をなんとかしろ・・」

???「お腹へったよー!」
しのぶ「よしよし、お姉ちゃんがご飯作ってやるからな。何がいい?ハンバーグ?
     エンジンのくせにかわいい声してるなぁ!」
ゆうこ「しのぶ、まずはみそ汁を作れるようになってからね。」

しのぶ「痛いところをつくな!女子力を上げろみたいなお説教ははやてだけにしてろ・・」
???「僕はハンバーグなんて食べられない!ガソリンと2サイクルオイルの50:1が欲しいんだ!」ブルン
はやて「たかひさ、お前ガソリンとオイルあるか?」
たかひさ「ガソリンはない。この前、使い切ってしまった。どこから入手しようか?」

悩んでいると、しおりが来た。

しおり「あらあら、みなさん集まってますね。ところで、エンジンがはねているのは気のせいですか?
    それにしてもこの世のにおいとは思えないものが・・・」

たかひさ「しのぶ殿が知人の草刈り機のエンジンにシチューと主張するものをうっかりかけてしまった。」
ゆうこ「主張するものって・・まぁ、どっちかというと原型がないから・・・」
しおり「これは教育しがいがありそうですね・・・」
ゆうこ「やめてあげて・・・しぃちゃんのお料理教室はスパルタすぎて泣く人続出よ?」
はやて「昔、ゆうが涙目になっていたのを思い出す・・・」
ゆうこ「はやてちゃんがちょっといじめる・・・。ところで、誰かガソリン少し持ってる?」

しおり「じゃあ、私の車の中から少し分けてあげますよ。何リットルくらいあればいいですか?」

たかひさ「総量を0.6リットルにしたいのだが、ガソリン:オイルを25:1にする必要がある。
      だから計算をしなければならない。」
しのぶ「そんなの、600mlを25で割ればいい話じゃないか。」
ゆうこ「しのぶ、それだから分析化学の単位落としちゃったのよ・・・」
しのぶ「私、運動は得意だけど、勉強は苦手だ・・・やっぱり・・・」

ゆうこ「はやてちゃん、一緒に考えようか?」

はやて「おう。0.6リットルは計算しにくいから600mlで考える。だけど、これは
     ガソリンが25、オイルが1の割合だから、分母としては26で考える必要がある。」
ゆうこ「そうなるよね、やっぱり。総量は26だから、そのうち、ガソリンは26分の25。
    オイルは26分の1になるわね。」
しのぶ「ゆうこ、なんで26なんだ?25じゃだめなのか?」

ゆうこ「それだと、24:1で計算することになるじゃない。純粋な液体ならそこの部分だけ
     すくい取ればいいけど、混合物だと常に一部がまとわりついてくるの。」

しのぶ「そうか、ガソリンだけなら私の理論でも合っているんだな?
    だから、オイルなんて入れなければいいんだよ!計算が面倒だ!」

???「やめて!僕は構造上、混合したオイルがないと焼きついちゃうんだ!
     お兄ちゃんが僕を壊すことになっちゃうけど、いいの?」


しのぶ「私は女だよ!しのぶお姉ちゃんって呼びな。今度お兄ちゃんって呼んだら
     水をいっぱい飲ませてあげるからな!」
???「水は本当にやめて!しのぶお姉ちゃん・・・」
しのぶ「よしよし、いい子だ。」ナデナデ
たかひさ「エンジンに負担のかかることばかり提案するな・・しのぶ殿・・・」

ゆうこ「なんでエンジンを調教してるの、この子は・・・そして怯えてるじゃない。」
はやて「かおるがおとなしいタイプなのはバランスが取れているのかも・・・。」
しのぶ「おいこら、好き勝手言ってるんじゃないぞ。はやて。」

はやて「さて、まじめに計算しようぜ。Xをオイルの量として考えよう。
     600(ml):X=26:1だな。 計算すると、26X=600だ。 X≒23.1(ml)だ。」

ゆうこ「じゃあ、半分は私がやるわね。
   600(ml):Y=26:25だから、26Y=600×25よね。最終的に、7500÷13≒576.9(ml)よね。」

たかひさ「兄、ゆうこ殿。小数点以下を測る必要性がほとんどない。
      実質、23mlと577mlでちょうど600mlになると思うが・・・」

はやて「確かにそうだな・・。だいたいお前の計量カップとメスシリンダーの精度から考えれば、
      下1桁なんて現実的じゃない。」
ゆうこ「実験器具のメスシリンダーが家庭にあることに驚きだわ・・・」
はやて「よし、調合するか・・・おっと・・・」

ゆうこ「はやてちゃん、あんたは不器っちょだから、たかひさ君に頼んだほうがいいわよ・・」
はやて「ゆうはやってくれないのか・・・?」
ゆうこ「今の恰好じゃ油まみれになりたくないわ・・。」
しおり「理系の人たちの会話って感じでいいですね~。」
たかひさ「よし、調合ができた。しおりさん、味見をしてみてくれ。」

しおり「たか君、私はオイルを飲む趣味はありませんよ?しかも、エンジンちゃんのごはんをとっちゃだめですっ!」
???「はやく、ちょうだい!」ブルン
はやて「ほれ、飲め!たかひさの持っている2サイクルオイルは割といいやつだぞ。」
???「よし、復活!でも、もう芝刈り機に戻りたくはないよー!」

たかひさ「しおりさん、持ち主の知人に会いたいがゆえエンジンと一緒に車で送ってほしい。
      お詫びに代わりのエンジンは持っていくつもりだ。」
しおり「わかりました。私も事情を説明しましょう。というか、エンジン持っているんですね・・・。」

そして、2人は依頼人の知人を訪ねて家を出た。
はやて「しかし、あのエンジンって魂吹き込まれたのはいいんだけど、名前付けないの?」
ゆうこ「変な感じだけど、一理あるわね。それより!しのぶ。あの危険物の入った鍋を片づけてよ!」

しのぶ「どうするかな・・・下水に流すか?」
はやて「間違いなく悪夢しか思いつかない。今度は下水処理場がしゃべりだすぞ。」
ゆうこ「それ以前に水質汚染を気にしなさい。ジップロックに入れる?」
はやて「それはいいアイデアだ。そしてたかひさの部屋からパクッてきた液体窒素がある。これで冷凍して土の中にうめてしまおう。」

しのぶ「私、どんな危険物つくってたんだよ・・・」
ゆうこ「この際、材料は聞かないでおくわ。というか聞きたくない。」
はやて「若干、ゆうちゃんがひどい・・・。」
ゆうこ「もう、はやてちゃんはそんなこと言わないの。」
液体窒素を使い、シチューだったものを処理した数分後、2人とエンジンが戻ってきた。

???「元の持ち主さん、笑ってたよ。だけど、やっぱり喋るエンジンだと使いにくいんだってさ。」
ゆうこ「じゃあ、持ち主さん困るじゃない・・・。」
しおり「安心してください。たか君が代わりの草刈り機のエンジンを持って行きましたから。
     結構新しいものでしたねぇ。」
はやて「ご都合だ!」
???「吾輩はエンジンである。名前はまだない。」
たかひさ「坊ちゃんか。あれはいい小説だ。」
しおり「そういえばたか君、この子に名前をつけてあげてないですね。」

しのぶ「かぁくん2号はどうだ?」
たかひさ「かおると非常に紛らわしい。却下だ。」
はやて「くさおなんてどうでしょう?」
ゆうこ「こういう時のはやてちゃんのセンスはひどいのよね・・・」
???「くさおなんて嫌だ!まるで臭いみたいじゃないか!」

しおり「あらあら。じゃあ、私がつけましょうか?ウムラオフなんていかがでしょう。
    ドイツ語で「回転」を意味する言葉で、元気に回っている様子にぴったりじゃないですか?」?
???「いちばんマシとは思うんだけど、覚えにくすぎだよ・・・」
しおり「やっぱりそうですか・・・残念ですね。」

ゆうこ「しぃちゃん、ナイスヒント!くるるんなら、覚えやすいし、小さいからイメージにもピッタリじゃない?
     愛称もつけやすいし。」

しおり「いいですね。これなら覚えやすいし、意味も外れていないです♪」
???「僕も気に入った。じゃあ、これから、くるるんで行こう!」
はやて「そういえば、くるるんにみんなの名前を紹介していなかったぞ。」
くるるん「しのぶお姉ちゃんしか分かんないよ。みんな、誰?」
ゆうこ「私はゆうこ。隣にいる男がはやてちゃん。そして、
    作業着を着ているのは、はやてちゃんの弟のたかひさ君。」

くるるん「たかひさ君、僕を直してくれてありがとう!そして、眼鏡をかけているお姉さんは誰?」ブルン
しおり「私はゆうこちゃんの姉のしおりです。よろしくおねがいしますね♪」
しのぶ「まぁ、私はもう知っているな。これから可愛がってやるからな!」

はやて「しのさんが言うと、相撲部みたいな意味にしか聞こえない・・・」
しのぶ「お前を可愛がってやろうか?」
ゆうこ「しのぶ、止めなさい。」
はやて「ゆうちゃん助けて・・・」
ゆうこ「調子に乗らないっ!」
たかひさ「おい、くるるん。じっとしてろ。折り畳み式車輪をつけてやる。これで面倒な時には素早く動けるようになる。邪魔な時には折りたためるようにできる。」

ドリルをくるるんの体にくり抜き、車輪用をつける土台を作り始める。

くるるん「痛い!痛い!」
しおり「たか君、そんな乱暴にしたらかわいそうでしょ?」
たかひさ「どうするかな・・・原動機を切っても意識がある以上やりようがないぞ。」
くるるん「じゃあ、我慢するから早くしてよ。」
しおり「ところで、麻酔薬って効くのでしょうか?」

くるるん「燃料を全部抜いてくれればその間は麻酔が効くからそれでやってよ。」
たかひさ「了解した。喋るエンジンはさすがに整備したことがないので解説は非常に助かる。」
はやて「あ、くるるんの意識がなくなって普通のエンジンっぽくなった。ただ、どこに魂があるんだ?これ。」
ゆうこ「たかひさ君に分からないものを私に聞かれても困る・・・」

溶接とドリルの音がする庭。だが、その音もしばらくすると止まった。

たかひさ「作業は完了した。さて、燃料を戻そう。」
くるるん「喋れるようになったのはいいけど、僕自身、どこに意識や魂があるのかは分からないんだ。だから、探そうというのは無理だと思うよ。」ブルン

はやて「生みの親に聞いてみよう!」
しのぶ「知るわけねえだろ!シチューこぼしただけだし・・・」
たかひさ「しかし、どちらにせよ奇奇怪怪な話だ。」
くるるん「そうだ、車輪使えば1人くらいなら輸送できそうだね。ガソリン使っちゃうけどね。」

はやて「俺が乗ってみる。しかし、最大0.9馬力くらいのエンジンのパワーだと
     そんなにスピードでないだろうな・・・」
ゆうこ「○ニアカーよりは早いんじゃない?」
はやて「でも、そういえば電動アシスト自転車の定格馬力が実質0.3馬力くらい。
     アシストがなくなる時速24キロでだいたい0.4馬力が出てるんだってね。」
ゆうこ「ただ、あれは重いのよね・・・」
はやて「草刈り機のエンジンなら高回転使えばそれなりに早いだろうけど、間違いなく原付のほうが速いし、
     静かだ・・・」
くるるん「自走できるエンジンは初めてだと思うよ・・・?僕はうるさいけどね・・・」
たかひさ「だいたいスロットル全開で8000rpmくらいだ。
      しかもギア変速機構がないため、高速への対応は非常に厳しい。」
はやて「まぁ、緊急時に頼る時にはあるかもしれないが、いつもは使えないってわけだ。」
しおり「それ以前にくぅちゃんのエンジン音で苦情が来ますよ・・・。
       それと、公道を草刈り機で走っちゃ危ないですよ?」

くるるん「まぁ、はやて君に使われすぎると僕のガソリンがなくなっちゃうから・・・」
はやて「毎回は使わないよ・・使える回転数は燃費悪いだろ、お前・・・」

しのぶ「けいちゃんじゃ、パワー的にちょっと辛そうだね。」
たかひさ「しのぶ殿、その前にけいじの体重で乗ると土台がつぶれてしまう。」
はやて「だけど、何かパワーを欲しい作業の時にうまく活かせることは不可能じゃないな・・たかひさの技術なら。」

しのぶ「だとしてもなぁ、どっちかというとエンジン付きのマスコットキャラだぜ、くるくんは。」
くるるん「メタ発言だけど、そっちが本当だからね!?」
はやて「試乗!走れ、くるるん!」
くるるん「僕のパワーだと重いよぉ・・・」ブーン!
ゆうこ「可哀想・・・・いじめちゃだめよ?」
しのぶ「おいはやて!あんまり無茶させるな!大丈夫か、くるくん?」

たかひさ「非力だな。やはり走行向きのエンジンではないな。自転車のほうがギア変速機構の分、
     まだアドバンテージがある。」
はやて「さて、外野がうるさいから降りますか。やっぱり、トゥデイのほうが圧倒的に楽だわ。
     ただ、くるるんが逃げる時とかにはそこそこ役に立ちそうだ。」

たかひさ「兄よ。そもそも、自分はこれに人が乗るように設計していないのだが。」
はやて「何だと・・・まぁ、荷物を持ってもらうにはちょうどいいな!」
ゆうこ「荷物くらい自分でもちなよ・・・」
くるるん「あと、僕はなぜかほかのエンジンとも意思疎通がとれるから、車の調子を聞きたいときは
      車のエンジンかけてね。そうじゃないと話ができない。」
はやて「エンジンにも性別はあるのかな?」

くるるん「まだ分からないけど、性格的にどんな感じかどうかみたいなのはわかるよ。」
ゆうこ「今度、インプとトゥデイ、セレナやってもらおうよ!」
しのぶ「私、もう帰るけどついでにハイラックスサーフと会話していくか?」

くるるん「いや、まずはそのシチューもどきの臭いなんとかしてよ・・」
しのぶ「う・・・そういえば車内が地獄の状態になっている・・・芳香剤いいのない?」
たかひさ「臭いが混合するゆえ、今回の場合、無香性のものを推奨する。混合したにおいはひどいことが多い。」
しのぶ「おう・・・分かった。じゃあ、帰る。また大学でな・・・」

そう言いながら、しのぶは家へ帰った。

はやて「うう・・においがやべえ・・」
ゆうこ「消臭の炭を庭に置いておきましょう・・・。」
はやて「ところで、しおりさんはしのさんの料理をどう思う?」
しおり「ひどいというレベルを通り越して逆に興味深いですね。どういう過程なのか、不思議です。」

ゆうこ「料理をスパルタで教えることに定評のあるしぃちゃんは腕はいいけど、リピーターが・・・」
しおり「つい、熱が入ってしまうんですよねぇ。」
はやて「さて、たかひさ。夜になってきたからくるるんを中にいれようぜ。」

たかひさ「了解した。どちらにせよ、自分たちも家に入らないといけない。」
ゆうこ「じゃあね、はやてちゃん!」
しおり「ではおやすみなさい、たか君。」
くるるんを家の中にいれ、整備をするたかひさ。はやては気分が面倒くさくなり、眠ってしまった。