高校の図説資料集って結構レベルが高いのでは?と思った話。
【まえがき】
今日はちょこっと雑談ベースでお話をしていきたい。
タグにQMAとは書いてあるけど、実はそこまで意識していなくて知識の入れ口として図説の資料集ってかなり優秀なツールなのではないだろうか?ということを自分の中で思った。
そうですね、一言で言えば教科書⇔図説資料集⇔図鑑みたいな立ち位置になっている。
【ここがすごい!高校の図説資料集】
1.中卒でも分かるように作ってある。
「馬鹿にしてんのか?」と思ったあなた、なんだかんだ「サルでもわかる○○」みたいな本買っていませんか。要するに、分からないときの始まりって初級編の資料を求めるわけじゃないですか。そして、この高校の図説資料集は中学を卒業してから高校1年生の時に買わされる。極論を言えば、中卒の人が1から学ぶ前提で作られているのだ。
かつ、順番に知識を得るため書き方が体系的になっているのだ。
自分は社会分野の中で歴史・政治あたりが特に弱いと感じているので社会系の資料集を購入しようと考えている。
この手の資料集は教科書準拠なので、そこまで差異はないと思うが読みやすいと思うものを選べばよいと思われる。(教科の特性上、社・理の2教科が多い)
2.本気で極めれば東大にも受かる実力がつく。
これ、あえて聞き方を逆にした方がいいのかもしれないけど、大学を卒業した人の中で高校図説の資料集の範囲内の知識を分かりやすくかつ正確に説明できる層はどの程度いるのだろうか?ということになってくる。
というのも、自分がQMAという趣味を始めてから生物・化学の図説をよく活用することが大きくなったので余計その強みを感じた。間違えた問題を図説で見ると、他の知識も付随して覚えられ、自分の中で知識が集約される感覚がある。
3.現物で図が具体的かつ、価格が安い。
これは1番と半分近い部分があって、導入部分では最強なんです。
それなら図鑑でいいじゃねえか!ってなるかもしれませんが、図鑑って安くないんですよ。だから相当きっちり選ばないと後悔する。
正直、まだ立ち読みしかしていないが「世界一美しい元素図鑑」は観賞用として買う価値のある一冊だ。
価格が安いということは複数教科を学習したい際に、「地学、歴史、地理」の3教科を導入から学ぶ時に3000円ちょっとですべて揃えられるが、図鑑だと大体1冊買えるかどうか怪しい感じになる。なので、次の基準で選べばよい。
高くても見やすさと専門性を選ぶ・・・図鑑
体系的な知識の基礎を選ぶ・科目を複数買う・・・図説資料集
図説資料集は、あくまで高校範囲のものに限定されてしまっているので、深い学習という面では決して万能ではないが、きちんと読み込めば下手なことを述べている人なんかより正しいことを習得できるので読み直す価値は絶対あると思う。
山川 詳説日本史図録 第7版 日B309準拠 [ 詳説日本史図録編集委員会 ] 自分が欲しい、日本史の知識。 |