マイノリティ雑貨店

自動車、発達障害などを扱うブログです。最近はQMAにはまっています。

身近だけど、尻込みしてしまうスキルについて その2

では、その1の続きを書いていこう。参入障壁が妙に高いものを探してみる。 そして、スキルの目的と、習得の障害となるものを分析していきたい。 自分が素人なものを探すと、プロではわからない視点がありそうだ。 ・本を書くこと⇒ 主張をしたい。副次的では…

身近だけど、尻込みしてしまうスキルについて その1

「××ができるようになりたい」という言葉は結構いろんなところで聞くことがある。 もちろん、いろいろできるようになればそれにこしたことはない。 でも、実際はそんなにできる事ばかりではないんだな、これが。 外から見ていると難しそうだと思うこともある…

企業の求めるコミュ力=強くてニューゲーム

Twitterを見ていたら、面白い記事があった。 NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「コミュニケーション能力がある」とは「オレが何にもしなくていい状態」!? : 「最近の学生はけしからん!」に対して一教員が思うこと 若者はダ…

自己肯定感を軽視する人たちの思考を考えてみる。

石橋尋志さんのツイートで考えさせられることがあったので、これから書いていきたいと思う。 発達障害の子を持つ親御さんへ。 その子の長所を伸ばすといいよと言うと「仕事につながらない、社会の役に立たない長所なんて伸ばしても意味ない」と言うお母さん…

シルバー人材センターと「男は働き続けるという価値観」

・シルバー人材センターとは? そして、男性特有の労働価値観 シルバー人材センターとは、定年を過ぎた高齢者が仕事をする派遣センターのようなものだ。ふと考えてみると、周りの草をきれいにしてくれるメリットとかはすごく大きいのだが、その横でもうひと…

「オーバースペック」な人材を弾く人たちについて

まず、高学歴の人たちが行く傾向の強い職場といえば、商社などの「総合職」などがそうだろう。理系の人なら、専門職や研究職などもあるだろうが非常に狭き門だ。 何回もいっているのだが、何でもこなすゼネラリストを求めている。猪子寿之さんの言葉を借りれ…

「自信がない」のは自分のせい?

人生を生きやすくするために「ある程度の自信」は必要だ。 採用面接なんかでも、結構「自信をある程度持っていて、イメージのいい学生」を好む傾向にある。 そう、自信がある人がいるならば、反対に「自信のない人」だっている。 ある程度「元気な人」と「自…

「おかしい状況」を当たり前にしないで!

おかしい状況とは、部分最適化のためにいろいろなところでマイナスの影響を出していても、見て見ぬ振りをしていることだ。 今の日本だと、こういったことがリストとしてあげることができるだろう。 ・国民(年収300万程度、もしくはそれ以下)の給料の賃上げ…

「世間体に合わない人」を攻撃する人たちって何でしょうね?

前置きとして、現在、就職して正社員という安定した状態で働ける人というのはだいぶ減ってきているんですよ。正社員になれても、事実上まともな労働環境といえる人の割合はとても多いとはいえない。 大学生も、残業代をネギで払うというマサイ族以下の待遇を…

「無業社会」を読んで一番印象に残ったこと

今回の記事は短めです。 工藤啓さんの「無業社会」は就職できない若者のエピソードが結構書かれている。 その中には就職の時点でうまくいかなかったパターンから数年働いているパターンで過労で辞めざるを得なくなったなども含まれる。 もっとも印象に残った…

職場定着サポートが根付きにくい理由

就職支援という言葉は結構聞くと思う。だけど、その人が就職したあとにサポートをする業界があるか?と聞けば、ほぼ即答で「ノー」と答えるしかない。 実質、今のところ就労を続けるという観点で支援が機能しているのは「労働ユニオン」という個人で入れる労…

ハロー効果について少しだけ考えてみた

まず、最初にハロー効果についての説明を引用しよう。自分でもあまり分かっていないことがあるので、参考にしたい。働き盛りのメンタルヘルス vol.19 人の評価に関しては、「ハロー効果」(halo effect)という理論があります。ハロー効果は、人が他者を評価…

親の問題は子にも影響する

児童心理の2014年9月号を見ていたら「元気を養う食」という記事を見つけた。これは子供が朝食を食べないという事項に関することだが、こんな些細なことでも大人の社会問題というのは意外と影響力があるんだなということを実感した。引用を混ぜたりしながら話…

非効率な会議は会社員がバカになる要素の1つ?

ここ最近、脱社畜ブログの日野さんは「会議」関係の話題をサイボウズの記事であげているが、それにもっと言及できそうな記事を見つけた。2012年の記事ではあるが、会議という共通項がある以上長く通用すると思う。会議は社員の頭を悪くするという研究結果最…

「何でもそつなくこなしそう」という雰囲気至上主義

自分は、かなり小さいころからこういう感覚が日本の中にあることを感じていた。一般的にはゼネラリストというような言葉で言えばいいのだろうが、ちょっと違う。今回話したいことというのはゼネラリストの要素の中に含まれている「何でもそつなくこなしそう…

免許取り立ての人向けのMT車(普通車編)

軽自動車のMT車に対する選び方に続き、次は普通車のMT車を選ぶときの注意点などを考えていきたいと思います。たとえ、免許を取り立てだとしても、普通車を選択肢に入れてはいけない理由はありません。法律で禁止されているわけではないので、駐車場や資金に…

免許取り立ての人向けのMT車(軽自動車編)

久しぶりに、車関係の記事を書き起こしてみました。やや季節はずれかもしれないですが、免許を取ったらどんな車を買おうか迷っている人たちもいると思います。ここ最近はAT限定の人も増えているようだが、まだMT免許の需要もあります。オートマなら割とデ…

この国は「空白期間」を体感することがない人たちばかり?

新卒採用ということがこの国ではうざすぎるくらいに一般的だ。そして、一度既卒になってしまうと運がよくない限り、正社員にはなりづらくなる。このことで、貧困に陥ってしまったりブラック企業などで働く羽目になる若者が増えている。努力をしなかったから…

主夫に対する価値観の違いが面白い!

日本でも、ここ最近は「イクメン」などとして主夫のスタイルをとる家庭が増えている。まぁ、団塊世代の価値観を持っている人が多い(下手すると20代も・・・)ので、専業という形でやらず、サラリーマンを続けてやるというなかなかハイレベルなことをやっ…

みわよしこさんのヘイトスピーチパラダイス状態を語る

まず、最初にひとつ。みわさんはさまざまな批判を受けながらもそれに対して真摯に対応しておられるということを述べておきたい。本来なら道端で言えば殴られても文句は言えないような暴言ばかりによくもここまで冷静に対応している姿勢に感服するばかりだ。…

組織適合度と仕事能力について

人口の10%は「組織で働くのが向いていない人(組織不適合者)」だと思うさて、引用としては使用していないが、日野瑛太郎さんの「定時帰宅」の考え方のフレームで話を展開していきたい。急なのだが、今回の話では「組織適合度」を「社会擦れ度合い」として扱…

外国人女性にとって、日本の男は怖い?

Voice4uで有名な久保由美さんのツイートを抜粋した。 シャラップ上田様や橋下さんの件で、アメリカ生まれ&育ちの娘はこちらの友達から「日本の男はとにかく我慢ができないDVだから、彼氏にしちゃ駄目だ」と言われるらしい。娘は「日本人でもいい人はいっぱ…

特別編「強力ボイラー」

登場人物がわからない人向けのリンク→紹介ハイテンションかつ短めです。ゆうこ「はやてちゃん、ちょっとお湯沸かしてほしいんだけど。」はやて「よし、すぐ沸かせるようにたかひさに頼もう。」ゆうこ「へえ、一気に沸かすの?」たかひさ「兄、原子力ボイラー…

日本のユニクロ化、経済成長だけを目指す国民

日本はいま「シンガポール化」が進んでいる:内田樹『街場の憂国論』vol.3シンガポールといえば、マーライオン、お金持ちが移住するイメージ、ゴミにうるさい国のイメージがあった。別に間違いではないが、政治が事実上の独裁だなんてことは知らなかった。男…

「就活アウトロー」って言葉はすごい!

「就活アウトロー」とは本来、2012年にはあった言葉らしいのだが、当時の自分は知らなかった。もちろん、今の日本ではそんなに浸透している言葉ではないが、これからかなり面白くなりそうな展開が読めそうだ。アウトローというと、基本的に指すのは「関東連…

すき家の調査報告書を読んだ。

まず、読んでいた資料はこれだ。 すき家調査報告書全部で122ページあるのだが、50ページ近くが労働環境の改善に関することが書いてあった。(残りの60ページはアンケートみたいなことがほとんどだ)A4用紙50枚に労働環境の悪さをギッシリ書けるっ…

まだまだゼネラリストかつ硬直な社会である日本

「この世に天才はいない」 チームラボ・猪子氏が語る、誰もが活躍できる”スキル”の身につけ方 個人的に思っていることがある。日本の企業、特に大企業は「なんでもできる」、言い方を悪くするなら「器用貧乏」なくらいでいいということだ。これって、優秀な…

就職し続ける時の「当たり前」の観点

最近、若者を正社員にしようという雇用対策を考えているようだが、どうも自分には「質」のことが考えられていないような気がしてならない。「選ばなければ職業はある」という言葉を言う人がいるが、そういう人は当事者が「組織に属する」ことだけしか頭にな…

他人を罵らずにいられない人=最終手段としての暴言

北条かやさんがTwitterでこんなことを言っていた。 他人を罵らずにいられない人たちというのは、一様に「語彙が乏しい」ですよね。何というか…語彙が乏しいとしか言いようのない淋しさを感じます。 他人を罵る理由が「語彙が乏しい」ということを、彼女は感…

石油の「蒸留」のお話

車のガソリンや、ボイラーの燃料は原油から作られている。でも、おもに中東などで取れる原油というのはすごく粘度や引火点が高くて到底そのままじゃ使えないわけですよ。じゃあ、どうするかっていえば蒸留塔というものを使う。 原油は単品で出来ているわけで…